先日書いた、この記事。



実際、自分でこの記事を書きながら
昔の私だったら、

そんなの絶対ダメに決まってるじゃない!

そんな風に言うに決まってると思うわけです。

■縁を切られる



記事の中で紹介した本の中でも
主人公の女性は、猛烈に反発します。




そして、私のツイッターにも
「親に縁を切られそうだから
嫌だけど帰ります」


そんなメッセージが届いていました。
(お気持ち、とっても分かります)

■お母さんは産みたくて産んだ



でもね、本の中に
こんなことが書いてあります。

お母さんは、産みたくて、産んだ。
ただそれだけのことなんだよ。

産みたくて、産んだ?

そう。親が勝手に産んだのよ。

(中略)

じゃあ、百歩譲って、お母さんが
勝手に産んだとしても、ですよ。

そのあと、私たち姉妹を育てて
大学まで出してくれました。

それに対して、感謝する必要は
まったくないなんて、あり得ません。

結衣ちゃんが大学に行ったのは、
親の希望でもあったんだよ。

大学に行ってほしいとか、
大学に行かせないと自分が不安だったとかね。

結衣ちゃんと親の意見が一致したから、
お金を出してくれた。

それだけの話なの。


■自分が親になって



この部分、独身時代の私には
正直、意味が分からなかったけど、
親になった今なら、何となく分かります。

結婚したら、子供は○人!みたいなのって、
その人が決めるんですよね。
(現実、そうなるとは限らないけど)

その人(夫婦)が決めて
産んだのに、

自分が、親から、ずっと
「親に感謝しなさいよ!」って言われて
育てられたから、

自分の子供にも、
育ててやってるんだから
感謝しなさいよ!
って押し付ける。
(自分がやりたくてやったのに感謝しろって不思議)

■自分の気持ち



ちょっと話がそれてしまったけど、

「親に縁を切られそうだから
嫌だけど帰ります」

これって、
・世間一般の常識とか
・周りの目とか

そういうのを優先させるから
そっち側に引っ張られるんだなと。

そうじゃなくて、
自分は本当は嫌って思っている。

そちらを優先することが大切なんだなと。

「親に、感謝しなければならない」っていうのも
幻想で、

それよりも、
自分が、自分らしく
自分は、どうしたいのか?


それを大切にすること。

※親に感謝してはいけないのではなく
自然と沸き起こる気持ちが大切で
本当に実家に帰りたいと思えば帰れば良い。
(嫌なら帰らなければ良い)


■まとめ<幸せになるには勇気がいる>



長らくの間、私も
・世間一般の常識とか
・周りの目とか

そちらの方を優先に生きてきました。

だから「本当は嫌」って思っていることに
見て見ぬふりをして

そして、いつしか
本当の自分の気持ちなんて無視して

そして、いつしか
本当の自分の気持ちなんて
どうでもよくて・・


それって、本当の自分が
あまりにも可哀想じゃないですか。


確かに、これまでと逆のことをするのは
とても勇気が必要です。

でも、自分らしく
本当に楽しいと思える人生にしたいのなら
飛び出す勇気を出してみても
いいんじゃないかなと思うわけです。