心屋さんの本を読みました。
その本は、光と影の法則

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久しぶりに本を読んで
涙が止まらないを体験しました。

おそらく、私の本当の心をグサグサと刺していたのでしょう。

■私は間違っていない



この本の、ほとんどが
裕子という主人公の物語。

でも、そのほとんどが
過去の自分とそっくりなわけです。


主任として頑張る裕子。

でも、あることをきっかけに
上司との仲がどんどん悪くなっていき
ひどい仕打ちをされていきます。

そこで沸き起こる感情は・・
「私は悪くない」
「私は間違っていない」

どうして私だけが、こんな目にあうのか。


こういう思考回路は、まさに
過去の私が、いつも抱えていた感情。


■光と影の法則



主人公の裕子は、ある本に出会います。
そこに書かれてあったことは・・

「あなたの問題は、あなたがつくり出している」
「あなたのまわりにいる嫌な人こそ、本当のあなたを知るカギとなる」


その本を読むことで、
これまで気づかなかったことに
気づいていきます。

夫が家事を手伝ってくれない
→「私も働いているのになんで私だけ」

夫がのんびりして外出が遅れた
→「なんで時間どおり動けないの」

部下のほうが先に帰宅する
→「なんで部下のくせに私より早いの」

車の運転中に割り込まれた
→「私はちゃんと順番に並んでいるのに」


こうやって、自分は悪くない
周りが悪いんだと、周りをないがしろにしてきた。


でも、裕子自身もそんなにできる人間でもないのに
自分が頑張ってやってきた、いや、
できた範囲を周囲に求めて、それくらい当たり前でしょ、と。

■被害者ぶる



誰かにこの仕事を頼もう
→「やっぱり、いいや」

みんな楽しそうに話している
→「いいや、私は」

上司が頼み事をしようとしている
→「気づかないふり」

誰かが私のほうを見て話している
→「知らないふり」


これって、全部
「被害者ぶって、すねている」状態。


そんなことをしたら、かっこ悪い、
否定される、怒られる、馬鹿だと思われる、
どうせ相手にされないなど、
いつの間にか自分の要望や感じたことを言わずに、
いつも感情を飲み込むくせがついていた。

勝手に気づいてくれないまわりを憎んで、
すねて、被害者ぶっていた。


■助けてほしい



そんな中、裕子は
大きなミスをしてしまいます。

どうしようもなくなっていく裕子。

そして、遂に大嫌いな上司に
「助けてください」というのです。

結局、素直になればいい。
かっこ悪くても自分の気持ちを素直に言えばいい。


■まとめ<捨てたピースを戻す>



私は、この本を読んで
目の前で起こっている現象のほとんどは、
自分が作り出しているんだなと感じました。


自分は悪くないと、周りをないがしろにした結果、
それが、形を変えて
それを教えてくれているんです。

過去に「こんなピースいらないわ」と
自分の一部を捨てていると、
誰かがわざわざ、拾って
「落し物ですよー」と届けてくれる。


その代表格が結婚相手だったりするわけです。

私は、旦那と結婚して
ずいぶん捨ててきたピースを
元に戻されてきました。

「あなたの問題は、あなたがつくり出している」
「あなたのまわりにいる嫌な人こそ、本当のあなたを知るカギとなる」


この数年間の出来事が、
なるほどな、こういうことだったのか・・
そう思わざるをえない感じ。


私が旦那から教えられたことは
本当に多い。

「このやろう」と思うことも沢山あったけど、
やっぱり、教えられて良かったと思います。


なんだか、話がぐちゃぐちゃになってしまったけど、
心屋さんの本、めちゃくちゃいいよ。