「節約」と「ケチ」の違い・・

「節約」とは、今の自分には
本当に必要がないものを削る作業。

「ケチ」とは、自分の感情よりも
お金を手放したくない気持ちから起こる現象。

私は、こういう解釈をするようにしています。

■本当に必要がないもの



例えば、貯金が貯まってきたし、
それまでの保険は「そこまで必要がないな」と
感じるから、保険料を下げるとか。

このサービスは、もう使っていないから
「解約しよう」とか。

食べきれるだけの食材を買うとか。

本当に必要がないものを削ることで
よりスマートな生活を手に入れることができます。


■ケチる気持ち



友人の結婚式で、普通3万円包むところ
ケチる気持ちが働いて、2万円包むとか。

本当は、欲しいと思うものでも
自分のために、お金を使うなんて
「もったいない」

自分の感情よりも、「お金」が大切。

私は、そういうのも「ケチ」なんだと
感じるようになりました。

■「節約」のおまじない。



最近の日本は、何でもかんでも
「節約」という言葉を使えば
美しい美学のような扱いをしているけど、
「本当に、そうなのかな?」と感じます。

最近、テレビなどのメディアで
「節約、節約」って
持ち上げるから、
自分のために、お金を使ってあげることが
まるで「良くないことなんじゃないか?」って
錯覚させてしまっているように感じます。

■自分のために「お金を使う」



例えば、「ブログを始めたい」と思うけど
本とか買うのって、失敗した時
「もったいない」から
ブログを始めないでおこうとか。


本当は、あっちの方が良いなって思うけど、
「安い」こっちの方で我慢しようとか。

そういう自分のために
「お金を使う」ことを
排除し続けると、
どんどん、自分よりも
お金の方が優先順位が上がってしまいます。


■お金との良い関係。



昨日の記事でも書いたのですが、
お金とは「喜び」なのです。

昨日の記事はこちら
お金って「人を喜ばせた量」なんだね。

人を喜ばせるから、お金が入ってくる。
喜ばせてもらったから、
お金を「お礼」として渡す。


これが、本来の「お金」の姿なのです。

なのに、ちょっとでも、お金を手放さずに
自分の感情なんて、二の次、三の次。

これでは、あまりにも自分が
可哀想だなと。

「もっと、自分を大切に」
そうすることで、その他の
色々なことも上手く回り始めるのだと
私は感じます。