最近、「下流老人」という言葉を、初めて知りました。
また、なんか悲しい言葉だなー。

私達の世代は、勝ち組・負け組や貧困女子など
象徴するような言葉に、追いかけ回されてばかりだなー。
これらの言葉は、昔は無かったのに・・

下流老人とは、暮らしが生活保護基準レベルか、そのリスクが高く、
社会的に孤立している高齢者なのだそうです。

こういう象徴するような言葉、あまり好きではありませんが、
警告するための言葉としては、良いと思います。

自分は、大丈夫って思っている年収500万円のサラリーマンでさえ
今や、下流老後の可能性が高まっているのだそうです。

以前、老後のお金は、いくらくらいあれば安心しますか?という記事にも書いたのですが、
まずは、自分のキャッシュフロー・シミュレーションをするべきです。

例えば、モデルケース3の
夫 38歳
妻 36歳
子 8歳と6歳の二人
金融資産 800万円
世帯年収 580万円
生活費 25万円
8年ごとに、150万円の車購入
毎年の旅行に、30万円
2年後に、3100万円の家購入予定

至って、普通の家庭のシミュレーション結果はコチラ
無題

老後、マイナスになるんです。
これが、下流老後の正体なのだと思います。

おそらく、現時点で、この家庭は、
自分達が、将来マイナスになるなんて思ってもみないことなんだと思います。

私も、贅の限りを含めて、シミュレーションしたことがありますが
物凄いことになってしまいました。

まずは、結果がマイナスにならないように
作戦会議をすることが重要だと思います。

そして、私が、一番、言いたいことは、
生活が、質素=下流ではない!ということです。

我が家は、質素・簡素・慎ましくという言葉が妥当だと思われるような
生活をしていますが、決して、下流だなんて思っていません。

しっかり、先のことも見据えて
今を楽しく生きているんです。

これは無くても大丈夫と思うモノを少しずつ、そぎ落としていった結果、
生きやすくて、楽しい生活になっただけです。

おそらく、シミュレーションでマイナスにならないようにするためには
何かしらを、そぎ落とさないといけないことがあると思いますが、
意外と身軽になった方が、生きやすいものですよ。

↓色んな方のブログが、とても参考になります。
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