昔は、大人になったら、ある日「白馬に乗った王子様」が
私の前に現れて、幸せにしてくれるんだと思っていました。

でも、大人になって、やっと分かりました。
物語に出てくるような白馬に乗った王子様は、いないんだということが。

それよりも、最低でも20代で結婚式をするということすら
実現できないと諦め始めていました。

でもね、「まあ、いいか」と開き直った時、
カチカチと音を立てるように、人生の歯車が回りだしたような気がします。

「結婚こそ全て」そういう執着のようなものを
一旦、捨てて、人生を楽しむぞ。

そう思ったから、行動が変わったのか、
たまたま運が良かったのか分かりませんが、
私の人生は、そこからパタパタと音を立てて
前に進み始めました。

クマ体形の旦那は、結婚の挨拶で、私の父に
「ハピコさんを下さい。必ず幸せにします」と言っていました。

確かに、クマ体形の旦那は、私の恐ろしい程のわがままにも
へこたれず付き合ってくれて、私は、この人を選んで良かったと
思っています。

でもね、最近よく思います。
自分を幸せにしてくれる人、それは「自分」なんだよね。

旦那がいて、息子がいて、家族がいて、
ただそれだけでも、幸せなんだけど、
主軸は、「自分」であって、そこを、しっかりさせること。

誰かに幸せにしてもらおうじゃなくて、
「自分から幸せにしよう」

そう思うことから、幸せは自分の手元に
スルスルとやってきてくれる。

「ありがたい」と感謝すること。
身の回りを綺麗に掃除して整えること。

自分が「自分」を大切な存在なんだと思って
しっかり守ってあげること。

自分の最大の味方は「自分」なんだよ。
だから、自分は、自分で幸せにしてあげるんだよ。

自分が幸せだから、周りも幸せにすることが出来るんだと
私は思っています。

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