なんで学生は、受験戦争をするのだろう。

それは、良い成績を取って、良い大学に入学して、
良い企業に就職して、良い給料を貰うためだから。

私も、この流れに乗り遅れまいと
頑張ってきました。

でも、特に高校で習ったことは、社会人になって
役に立ったことがないし、大企業に就職しても、
会社の歯車のひとつであって、
「お金」のために働く社畜だと感じていました。

つらい、楽しくないと思いながらも、
「お金」のため、このレールから外れるわけにはいかない。

でもね、「モノが少ない」生活に切り替えてみると、
なんだか、その価値観って、本当なのかな?と思うようになりました。

それよりも、「余命半年です」と、もし言われたら、
私は、どうするのかな?と考えたとき、
社畜と思うような生活ではなくて、
もっと人間と思うような生活をするだろうと思いました。

だからって、すぐにレールから外れる勇気なんて無くて、
家計を小さくする努力を繰り返したり、
私に合ったライフワーク(一生続けていきたい仕事)って
何だろうと探していました。

世間一般では、良い学校に行き、
良い会社に就職することが、一番良いことだとされるけれど、
たった一度の人生、もっと広い目で見ても良いんじゃないかと
思うわけです。

なんだか、夢見るバンドマンみたいだけど、
生きていくのに、沢山のお金は要らないんだよ。
沢山のモノは必要ないんだよ。

そういう前提があったら、
もっと広い視野で世界を眺めることも出来るんじゃなかろうか。

私は、単に「モノが少ない」だけの生活ではなくて、
お金と時間から解放された生活がしたい。

私が生きていきたい人生の前提に
「モノが少ない」生活があって、
身軽で、気軽だからこそ出る勇気みたいなものがある。

もし「余命半年です」と言われたら・・
その時やりたいと思ったこと。

それが、本当にやりたいことなんだと思う。
だから、私は、これからも、そういう人生を生きていきたいと思います。

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