モノが多い部屋って、自分で勝手に、
モノが歩いてきたわけじゃなくて、
その部屋の住人が、どこかしらから、持ってきたモノが
そこに、たたずんでいるからモノで溢れているのです。

モノが増えていくシステム



例えば、既に靴を10足持っているのに、
ショッピングセンターを歩いていたら、
セールをやっていて、好みの靴を発見。

これは、「買い」だと思って、買って帰る。

ということは、所持している靴が10足から11足に
なったということです。

靴箱の収納が、多ければ、
そこにしまってしまえば、大した問題にならないでしょう。

ただ、靴箱の収納が、小さい場合は、
100円ショップなどに行って、便利グッツを駆使して、
工夫して収納する技術が必要になります。

そもそも11足も靴が必要なのか



私は、最大20足近い靴を持っていたことがあります。
当時は、靴箱には、入りきらなくて、玄関のたたき部分にまで
靴が溢れていまいした。

でも、20足の靴を履きこなせていたかと聞かれたら、
答えは、完全に「ノー」です。

実際に履いていたのは、玄関のたたき部分に転がっていた
3足〜4足程度。

そして、靴箱を開いては、「あー、こんな靴も持っていたなー」
そんな感じでした。

ならば、捨てればいいじゃないかと思うのだけど、
当時の私は、「捨てるわけにはいかない」
いつか履くかもしれないでしょ。

そして、また、ショッピングセンターを歩いている時に、
セールの靴を見つけては、数を増やしていました。

人間が管理できるタスクは7つ



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以前、テレビ番組で脳科学者の中野信子さんが、
人間が管理できるタスク(物事)は、7つまでということを
話しておられました。

関連記事:【ビビットの感想】モノが少ないと、自分がやりたいことがシンプルに見えてくる。

確かに、自分が持っている夏服のトップスが7枚を超えると、
パッと、思い出すことが出来なくなってきます。

私は、個人的に、パッと思い出すことができない服や靴は
レギュラーではないと思います。

収納ケースを見て、初めて、その存在を思い出す。
このレベルのモノは、大して気に入っていないのです。

だから、本当は、手放してあげた方が良いのです。

モノが増える最大の原因は「買い増し」



人間が管理できるのは7つまでなので、
7つを超える「買い増し」は、管理できないものを
増やしていくことになっていきます。

だから、「買い増し」ではなくて「買い替え」
7つを超える部分は、増やすのではなくて、
一番不要だと感じるものを手放す。

これが手持ちのモノが全てレギュラーで、
自分自身も管理、把握ができる数なんだと、私は思います。