先日、このような質問を頂きました!

私もどちらかというとミニマリストなので、
今の家の状態(ものが多すぎる)に辟易としています。。

『他人の思考を変えることはできない』という考えが根底にあるからかもしれませんが
妻の考えを少しでもこちら側へ近づける方法はあるでしょうか?


■目次
 ▶昔は旦那より私の方が酷かった
 ▶私が徐々に変わっていった
 ▶旦那のモノが気になるようになる
 ▶ひたすら自分が変わる努力をした
 ▶やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ
 ▶最後に

■昔は旦那より私の方が酷かった



結婚当初の話なのですが、
昔は、旦那より私の荷物の方が
断然多かったんです。

男性と女性とでは、
女性の方が荷物が多いのは当たり前でしょ。

その常識に甘えて、
大量の服や靴を持っていました。


「それいらないでしょ」っていうものまで
いつか使うかもしれないから
捨てるわけにはいかない
と思っていました。

■私が徐々に変わっていった



でも、ある日、本当に着ていない服を
リサイクルショップに持って行ってみたんです。

買取金額は二束三文だったのですが、
その大量の服があったスペースに
少しだけできたスペースを見た時、
なんとなく心が軽くなったのです。


その経験から、私は徐々に変わっていきました。

■旦那のモノが気になるようになる



大量の服が2、30枚減ったところで、
元々の服の枚数が多すぎたので、
まだまだ旦那より私の方が服が多い状況は
変わりませんでした。

でも、中途半端に断捨離できた経験から
私は、こんなに頑張っているのに!


そういう自分勝手な感情から、
旦那のモノが気になるようになりました。

■ひたすら自分が変わる努力をした



「ちょっと、モノを捨ててよ!」

そう私から切り出しては、
幾度となくケンカが勃発しました。

でも、幾らケンカを繰り返しても
旦那が改善することはありませんでした。

やはり、人間「やれ」と言われたら、
かえってやりたくなくなります。


なので、私は、旦那のモノに関しては
一切、感知せず、自分のモノを
ひたすら断捨離。

そして、日に日に
モノが少なくなっていく
そんな日々を楽しそうに過ごしていました。


■やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ



山本 五十六の名言に、こんな言葉があります。

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。


結局、旦那は、私のモノがドンドン減っていって、
「すごく良いよー」と楽しそうに話している姿を見て、
自発的にモノを断捨離するようになりました。

私は、この時、思ったのです。
「相手に不満がある時は、自分に不満があるのだ」

だから、相手を変えたいと考えるのならば、
まずは自分が徹底的に変わる必要がある
のだということ。

■最後に



相談者さんは、男性で
私と真逆の立場で、奥さんのモノの多さに
悩んでおられます。

でも、その場合でも、無理やり
人を変えさせることはできないから、
まずは、自分が徹底的に変わること。

そして、その状態が本当に
楽しいと伝えること。

女性であっても、私のように
モノが少なくても十分な人もいるのだから、
できないことはないのです。

そして、お二人で心地の良い
モノの量を手探りで進んでいくこと。


その繰り返しが、
やがて、お互いにストレスのない
快適な生活につながっていきます。

【ハピコのひとこと】
褒めてあげると、人って喜んで動いたりするよね。