私は、幼い頃から、親からお利口さんと思われたいという気持ちが強い方でした。

中学までは、結構、成績優秀で、県内トップクラスの高校に進学したんです。
その時、親もすごく喜んでくれて、自慢の娘になれたんだと
私もすごく嬉しかったんです。

でも、高校になって、授業にどんどんついていけなくなって
成績は落ちる一方。
結局、県内の偏差値があまり高くない大学に進学したんです。

その大学に進学しようと決めたのは、将来、困らずご飯が食べられるよう
建築士の資格を取るためには必要だったからです。

それから、無事、建築士の資格を取って、幸せな結婚をして
子供にも恵まれて、資格を生かして仕事も頑張っています。

きっと、私は、自慢の娘になれたんだと思っていたんです。

でも、里帰り出産で、実家にお世話になっていた時、母に言われたんです。
「今でも、お母さんは、県内の国立大学に行って欲しかったと思っている」と・・

「え?でも、県内の国立大学には、建築学科ないし
当時、一番レベルが低かった、行きたくもない教育学部に
行った方が良かったってこと?」と聞いたら

「うん。そう。」と答えました。

「今、建築士の資格があるから、転勤先の田舎でも
まともに仕事しているのに、本当に、そう思うの?」と聞いたら

「うん。そう。」と言っていました。

私は、自慢の娘じゃなかったんだね。

そう。私は、劣等感の固まりでした。

そんな時、斎藤一人さんの「地球が天国になる話」という本を読みました。
この本には、劣等感から抜け出せる方法が書いてありました。

それは、自分を愛して、尊重すれば良いと。
尊重できない理由は、私が、完ぺき主義者だからだと。
完ぺきじゃない私が、完ぺきになる努力をしてはいけない。
「大した能力もないのに、よく頑張っているよな」と
思えばいいだけ。

これを読んだ時、正直、泣きそうになりました。

これから、完ぺきじゃない自分のことを
そのまま愛していこう。

だって、世の中には、完ぺきな人なんて
一人だっていないんだから。

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