私は、ごく普通の家庭で育ち、世間で言うところの「当たり前」な
人生を送ることが大切だと思って成長してきました。
問題行動は起こさず、そこそこの成績をとって、
そこそこの学校に進学して、そこそこの会社に就職して、
そこそこの給料を貰って、普通の結婚をすることこそが幸せなことなのだと。
常識を気にして、世間の目を気にして、
人から後ろ指を指されないように生きてきました。
でも、人とお金斉藤一人(著)に
こんなことが書いてありました。
常識や人の目をグズグズ気にしていると、いつまでたっても自分の心に正直に、
楽しく生きることができません。
もし、世間の「常識」が合っているのだとしたら、いま日本に、
こんなにも不幸な人はいないでしょう。
私は、最近「常識」とは、その国の権力者が、
自分に有利になるよう人々に、すり込んだものが
ほとんどなんじゃないのかなと思うようになりました。
昔の日本は、「天皇ばんざい」と言って
戦争時代に突入していきました。
当時の日本人は、それが常識で疑うこともありませんでしたが、
今、考えてみると、なんて愚かなことだろうと思うように
「常識」とは、時代や国が違うだけで、
全く別のものとなっていきます。
「常識」や「人の目」を気にしない。
そう自分だけでも思って、色々な視点で
物事を見てみると、なんだか楽しい。
「ちょっと変わった人ね」そう思われたって気にしない。
それよりも、自分が本当に楽しいと思うことをやっていく。
そちらの方が、よっぽど幸せで楽しい。
そんな時間を過ごせるんだと私は思います。