お金の管理は「数値」をコントロールしていくマネーゲームのように感じる。

お金のこと

お金原論という本に、こんなことが書いてあります。

これからの時代は、物質としての「お金」の扱い方ではなく、数値としての「お金」のコントロール方法を学んでいくこと、教えていくことが重要だ。このお金の「形」の歴史的変化に気づかず、財布に入っている紙幣やクレジットカードの扱い方ばかりに意識を向けていては、未来の可能性を大きく広げるどころか、時代の変化の波の中で気づかないうちに溺れ死んでしまいかねない。

どういうことかというと、お金は元々貝殻から歴史がスタートして、

紙幣や硬貨の時代を経て、今や「数値」へと変貌を遂げつつあるということ。

確かに、財布の中に資産の一部である紙幣や硬貨は入っていますが、

その大方は、預金通帳であったり、投資先の証券会社に

「数値」として存在しています。

「数値」のものは他にも沢山ある

これら以外にも、私たちは、日常的にクレジットカードを使い、

電子マネーやTポイント、楽天ポイントなど、

ブラウザ上に表示される「数値」を管理しています。

これは、年を追うごとに増えていっていると

感じずにはいられません。

家計管理も高度化している

クレジットカードが一般的でなかった20年くらい前は、

せいぜい口座引き落としと財布の中の現金管理をしておけば良かったところが、

現在では、それらに加えてクレジットカードの使用履歴やポイント残高、

投資先の現在の評価額などをブラウザ上で確認し、

その「数値」が増えていっているのか、それとも減っていっているのか、

それを総合的に判断しながら、コントロールしていくことが

大切になってきています。

総資産を増やしていくために

なんとなく、9月の家計簿を集計しながら、

現代はどんどんお金が「数値」になっていくなーと

しみじみと感じてしまい、その衝動で今、この記事を書いています。

私は、生活費は、ほとんど現金で管理していて、買い物をした時点で

全てが完了してしまうのですが、経費関係は、逆にクレジットカードで管理しており

その難易度の差に、かなりビビります。

現代は、お金が「数値」になっていくことで、

マネーゲームのようだと感じずにはいられません。

でも、その中でも、総資産を増やしていくために、

全体のバランスをよく把握して、お金を使うべきところでは使い、

抑えるところは抑え、投資するべきところは投資しながら、

このマネーゲームを上手く乗りこなしていかなければならないと感じます。

お金の結果は、生活の結果

お金が増えた!逆に、お金が減った!

それは、1ヶ月なら1ヶ月の、1年なら1年の

生活の結果を物語っています。

お金が増えているのなら、お金が増えるような生活をしていて、

お金が減っているのなら、お金が減るような生活をしているのです。

また、一時的にお金が減っているけど、

将来的には増えていく可能性があるのかどうか。

そういうことを、広い視野で判断して、

攻めるところは攻め、守るところは守る。

こういうメリハリをつけることが大切なんだと

私は思います。