私は、たぶん
植物とか、動物を育てるのが、わりと上手なほうです。
リビングに置いている観葉植物は、
気づいたら葉っぱが増えていて、
のびのび、いきいきしています。
特別なことをしているわけじゃなくて、
お水をあげて、
日当たりを見て、
「今日も元気かな」って眺めるくらいです。
でも、不思議と
「ここ、居心地いいよ」
って言われているような気がします。
動物も、なぜかそうです。
初めて会ったのに、
じーっと見つめてきたり、
気づいたら距離が近くなっていたり。
警戒されにくい、というより、
たぶん
「この人、急かさないな」
って伝わっているんだと思います。
そして、それは
子育ても同じでした。
私は、誰かと比べたり、
「こうなってほしい」を押し付けたりする発想が、
あまりありません。
「やりたいこと、やるんだよー」
それくらいしか、言っていない気がします。
信じて、
のんびりお世話をして、
待つ。
それだけです。
でも、そうしていると、
ちゃんと相手から
愛が返ってくるんですよね。
植物は、葉を広げて。
動物は、心を開いて。
子どもは、自分のペースで育っていく。
私はたぶん、
管理したり、コントロールしたり、
評価で伸ばしたりするのは、向いていません。
安心できる場所を用意して、
あとは、相手の力を信じる。
それが、私のやり方みたいです。
昔は、
「ちゃんとしなきゃ」
「頑張らなきゃ」
そんな世界に、ずっといました。
でも今は、
急かさなくても、
引っ張らなくても、
ちゃんと育つ世界があるって、
体で分かります。
安心が土台にあって、
信頼があって、
時間が流れている。
そこで育ったものは、
ちゃんと、自分の形になります。
それでいい。
それがいい。
私は、そういう世界が好きです。


