私はずっと、
人と関わるときに、どこかで無理をしていました。
気を使って、
空気を読んで、
「こうした方がいいよね」「嫌われないよね」って、
自分を少しずつ後ろに下げながら。
その中で「感謝しなきゃ」「ありがたいと思わなきゃ」って、
頭では分かっていても、
心はなかなかついてこなかったんです。
今なら分かります。
それは、私が悪いわけじゃなかった。
私はまず、
このままで人と関わっていい
無理しなくても、一緒にいていい
その土台を持っていなかっただけでした。
自分を縮めたまま、
我慢したまま、
誰かの世界に合わせて立っていると、
そこでは感謝は生まれにくいんですよね。
感謝って、
頑張って絞り出すものじゃなくて、
安心して立っている場所から、
自然に湧き上がってくるものだと思います。
だから私は今、
「感謝しよう」とする前に、
自分に合う世界に立つことを大事にしています。
無理をしなくていい関係。
気を張らなくていい距離感。
沈黙があっても、深呼吸できる空間。
そういう場所に身を置くようになってから、
不思議と、
「あ、ありがたいな」
って思う瞬間が、少しずつ増えてきました。
それは誰かに教えられた感謝じゃなくて、
心の奥から、じんわり湧いてくる感覚です。
感謝は、先に用意するものじゃない。
自分を守るベースを作ったあとに、
あとからついてくるものなんだと思います。
私はこのままで、人と関わっていい。
無理しなくても、一緒にいていい。
そう自分に許可を出せた今、
ようやく、感謝が呼吸みたいに自然になってきました。
焦らなくていい。
順番は、人それぞれでいい。
私は今、
ちゃんと自分に合う場所に立っている。
そう思えています。


