私は、ココに引っ越して来る前は、
福岡に住んでいました。
当時の平日は、毎晩のように
残業続きで、旦那も夜勤があって
不規則。
私は、独身の延長線のような感じで
慌ただしい毎日を過ごしていました。
■とある日。
そんなバタバタの日々を
過ごしていたのですが、
ある日、ぽっかり
旦那と私、二人共が
平日休みになることがあったのです。
■なんて穏やかなんだ。
二人共が休みになる日は
当時、土日か、祝日程度だったので、
どこへ行っても人が多い。
そんな感じだったのですが、
その、たまたま申し合わせたように取れた
平日休み。
その時、何となく
近くのドトールコーヒーに行ったのです。
窓際の席に座って、
店内を見回すと、店内は人が少なくて、
その日は、とても天気の良い日でした。
■転勤したらさ。
その時は、旦那の転勤が
ほぼほぼ決まっていて、
何となく、
今の、この慌ただしい毎日を
一旦リセットできるのか・・
そこには、不安と共に
開放感と、嬉しさも
私の中にありました。
■私の夢。
そして、ドトールコーヒーを飲みながら、
私は、その時、胸の中に秘めていた
将来的な夢を語りました。
それは、旦那という大木(たいぼく)があって、
私は、その周りを、ふわりふわりと
自由に飛んでいたいんだよね。
■どういうことかと言うと。
旦那は、今の仕事に
それなりの誇りを持って
頑張っているので、
私は、それを応援するし、
そのうち、旦那の給料だけで
生活できるように頑張りたいということ。
そして、旦那という生活の基盤ができたら、
私は「自分が好きなこと」をして
パート程度のお金を稼いで、
余裕のある穏やかな楽しい生活がしたいなと。
それを語った時、旦那は
ハピコが、そうしたいんだったら
それが良いと思うよ。
「俺も協力するよ」
そう言ってくれたことが
とても嬉しかった思いがあります。
■自分が好きなこと
でも、当時は、「自分が好きなこと」というのは
全く思いつきませんでした。
ただ、旦那という
守られた存在があって、
その中で、自由に好きなことをやっている
そんな自分を想像した時
なんとも言えない
胸が熱くなる思いがありました。
■夢が叶っていた
で、なんとなく、この前
ふと、当時のことを思い出して
「あっ!私、夢叶えてるよ!」
それに気づいたのです。
私は、それに気づいた時
とっても嬉しくて・・
涙が溢れてきました。
数年前に、思い描いた夢を
実現させている私は、
なんて恵まれているんだろう。
そう思うと、嬉しくて
嬉しくて、感謝と共に
涙が流れました。
私は、幸せ者です。