先日のゼミナールで
こんな、ご質問を頂きました。
子供が「ガチャガチャをしたい!」って
ねだるんです。
こういう時って、
どうしたら良いんでしょう?
これが絶対的な回答ではないのですが・・
私は、息子に
ガチャガチャをさせます。
その方法としては、
・一度、軽く「やめておいた方が良いよ」と伝える。
それでも、やりたいと言う時は・・
・ガチャガチャの料金
(200円だったら100円を2枚)を
子供の手に、しっかりと握らせて
・ガチャガチャに、子供にお金を入れさせて
・子供自身に、ガチャガチャを回させてあげる
(子供は、自分で回したいんですよ)
・そして、子供にカプセルを開けさせてあげる
どうして、かなり高い確率で
ガチャガチャは、お金の無駄なのに
子供に、ガチャガチャをさせるのか・・
それは、やはり
子供も、お金を使って失敗しないと
分からないから。
大人が、いくら「やめておいた方がいい」と言っても
子供は、自分がやってみて
失敗しないと、その意味は分かりません。
だから、ガチャガチャをするって
経験を子供にさせてあげるのです。
ちなみに、私は、
ガチャガチャをさせる前に、
「1回だけね」って約束をしてから
お金を渡します。
そうやって、ガチャガチャを
経験した息子は、
最近、ほとんどガチャガチャを見ても
「やりたい!」と駄々をこねなくなりました。
我が家は、息子のオモチャは
おもちゃ箱3つまで。
それがルール。
それに入るのであれば、
オモチャは買ってあげます。
でも、入らないのであれば、
今、おもちゃ箱に入っている
オモチャのどれかを手放してからじゃないと
買いません。
それをやっていると、
自然と、きちんと自分が欲しいと言って買った
オモチャが残って
おまけや、ガチャガチャのオモチャは
残りません。
それは、自然と
選択能力を高めてくれています。
私も、子どもの頃
お祭りの出店で、
どうしても「くじ」が引きたいと言って
300円の「くじ」を引いたことがあります。
その時の景品が、あまりにも
しょぼくて・・
その時「くじ」って
こういうものなんだーって
身に染みて分かった経験があります。
そして、それ以来
「くじ」を引きたいとは思わなくなりました。
そういうのって、
やっぱり自分が経験しないと分からないんですよね。
だから、お金がどうこうっていうよりも
子供に、経験をさせてあげる。
そういうことが大切なんだなと。