「もっと強くならなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
「誰かに頼らず、一人で立てるようにならなきゃ」
そんなふうに思って、
私はずっと“強い自分”を目指していた気がします。
でもね。
気づいたんです。
どんなにがんばっても、
涙が出るときもあるし、
心がポキッと折れそうになる日だってある。
それでも、「弱さ」がダメなわけじゃなかった。
むしろ、
弱さを抱えてるからこそ、
人のやさしさに気づけたり、
誰かと本当の意味でつながれたり、
大切なものを守ろうって思えたりするんだよね。
強くなろうとするよりも、
弱さを隠すよりも、
今のままの自分を「これでいいよ」って
抱きしめられることのほうが、
ずっとあたたかくて、強い気がする。
がんばれない日があってもいい。
泣きたい夜があってもいい。
誰かに「助けて」って言ってもいい。
弱いままの私も、ちゃんと生きてる。
ちゃんと今日を、ひとつひとつ、歩いてる。
だから大丈夫。
そのままでいいよ。
何かができなくても、うまくいかなくても、
あなたはもう、十分に愛される存在だから。