まだ幼稚園に通っていた頃、おじいちゃんに100円を貰い
小さな手で握りしめて、駄菓子屋に走っていたことを思い出しました。
あの頃は、100円は大金で、何を買おう!胸が高鳴りました。
駄菓子屋で100円ピッタリになるように、お菓子を買って
家に帰って、一つ一つ味わって食べました。
小学生になるとお小遣い制になり、毎月いくらと決まった金額を
母から、お小遣い日に貰うようになります。
お小遣いの使い方は、全部、私が好きなように使っていいんだ。
そういう認識でしかありませんでした。
中学、高校となっても、小遣いの使い方に大きな変化はありませんでした。
学校帰り友達と買い食いをしていたら、あっという間になくなりました。
大学生になると、小遣いはなくなりましたが、
自分がバイトで稼いだお金は、毎月キレイになくなるまで使っていました。
この流れが社会人になったからといって変わるわけではなく
お金があれば、あるだけ使う。
あの頃は、お金の使い方に真剣に向き合ったことなんてありません。
そして、間違っているなんて、これっぽっちも思っていませんでした。
30歳手前で、その間違いに気づくことが出来た私はラッキーなのでしょうか?
それとも、遅すぎやろ!なのでしょうか・・
だって、世の中には貯金ゼロの50代・60代の人って沢山います。
その反面、20代でも、しっかり貯めている人がいるのも事実。
私は、やはり、気付くの遅すぎやろ!の方が正解だと思います。
今となっては、あとの祭りなのですが、
せめて、息子には、私のように「気付くの遅すぎやろ!」状態には
なって欲しくない。
2歳の息子が、お金の存在を理解するまでに
まだ時間があるので、それまでに、お金のことを
もっと勉強して、息子に小さいうちから、少しずつ教えてあげたい。
親である私のエゴかもしれないが、私は、そうしたい。