枡野俊明さんの劣等感という妄想に、こんなことが書いてありました。
「このノウハウがよさそうだな。いや、いや、こっちの方が
実践的かもしれない。待てよ、こんな方法もあるのか・・」という塩梅。
しかし、いくら頭で考えていたって、会話が上達するはずがありません。
実際に人と会話をして、失敗したり、恥ずかしい思いをしたりするなかで、
腕は上がっていくのです。
これは、会話が上手くなりたい人が、それを克服しようと考え、
世に溢れる会話術を前に、考え込んでしまい、
考えるだけで、行動ができない場合、それでは、
一向に会話が上手くなるはずがないという話です。
行動しないと改善しない
今は、分からないことがあれば、ネットで調べたり、
本を読めば、解決できることが増えてきました。
便利な時代です。
だから、比較的、自分に適した答えを見つけやすくなっています。
でも、考えるばかりで、行動に移せない場合、
それは、一向に改善や、上達に繋がっていきません。
行動しないと、成功はない
行動ができないということは、結局、
「勇気が出ない」ということなのです。
失敗するんじゃないだろうか、
恥ずかしい思いをするんじゃないだろうか、
それで、もう立ち直れなくなるんじゃないだろうか・・
そういう気持ちが、邪魔をするのです。
人間は、自然と安定の道を選ぼうとします。
だって、行動しなければ、失敗をしないからです。
でも、行動をしなければ、成功はしないのです。
やってみなければ、分からない
何かに挑戦している人を見ていて、失敗する姿を見たとき、
「あー、やらないで良かった」
そう思うことがあります。
でも、挑戦した人と、何もしなかった人と
どちらの経験値が上がったのかといえば、
「挑戦した人」なのです。
失敗した姿を傍観して、「やらないで良かった」と思う反面、
挑戦した人は、どういう原因で失敗したのか、
そういうノウハウが蓄積されるし、
運良く、成功した場合は、成功したというノウハウが蓄積されます。
頭で考えるより、まずは行動する
結局は、頭で考えているうちは、
何も変わらないんだということ。
本を100冊読んでも、何も行動に起こさなかったら、
それは、本を読まなかったのと、同じようなことで、
もったいないことなのです。
人間、行動してこそ、意味があります。
そして、沢山の失敗や、恥ずかしい思いをして、
経験値を上げて、その中で、少しの成功がある。
「それで、いいじゃないか」
そう思えたとき、一歩前に進んでみようと思う。
人生、最後は、全て笑話になっていくのだから。
もっと、気楽に、行動してみようと、思います。