昨日、たまたまテレビを見ていたら
長嶋茂雄さんが小学校の道徳の教科書に
載ることになりましたと言っていました。
■七転び八起き
そのタイトルは、
「長嶋茂雄の人生は七転び八起き」らしく
長嶋さんの人生を通じて
「希望と勇気、努力と強い意志」が
実感できる新しいタイプの教科書になるそうです。
■どんなことでも努力すれば・・
正直、なんて素晴らしいんだ!と
褒め称えたいのですが、
これを通じて、勘違いする
小学生が続出するのではないか・・と思うわけです。
■決定的に違うこと。
この内容の中に、
決定的に欠落している部分があります。
それは、長嶋茂雄さんが
「野球が大好きだった」ということです。
で、更に、最低限の素質があったということ。
■どんなに辛くても・・
日本人は、どんなに辛くても
努力していれば、必ず
花開くときがやってくるんだ。
だから、どんなに辛くても
歯を食いしばって続けるんだ!
頑張るんだ!
そんなところがあると感じています。
■それが本当に好きならいいけど。
自分が、その分野において
才能があるのか無いのか・・
その見極めは、確かに
とても難しいものがあります。
ただ、どんなに辛くても
続けることに価値があるという洗脳が
強すぎると、本当に大切なものが
何なのかが分からなくなってしまいがちです。
だから、「努力したら何でも解決できる」という
洗脳は止めた方が良いと思うわけです。