私が新卒で勤めた会社での
エピソード。
(もう10年以上前の話)
50歳くらいの、おじちゃん社員が
お土産(あんこ系のお菓子)を買ってきて、
それを「みんなに配っておいて」と
頼まれたことがあります。
その時、私は、
そのおじちゃん社員に
「わぁ〜、ありがとうございます^^」
そう言って、お菓子を
他の社員に配り始めました。
■「ありがとう」の掛け合い
大勢の社員は、
「○○さんからのお土産です」と言って
お菓子を渡すと、
「ありがとう」と言って
受け取っていました。
私は、そういうのが
普通というか、
そういうのが気持ちの良い
言葉の掛け合いだと思うわけです。
■残念な後輩
その中で、残念だなと思うことがありました。
それは、1つ後輩の女子社員にも
「○○さんからのお土産だよ」と言うと
彼女は、
「私は、あんこ嫌いだから要りません」と言って
受け取りませんでした。
■人の気持ち
彼女は、良かれと思って
そう言ったのかもしれませんが、
もう少し上手にすれば
沢山の人に好かれるのに
もったいないなと感じました。
私なら、先輩社員とおじちゃん社員に
「ありがとうございます!」って言って
受け取ります。
それで、その人の気持ちは
成仏するんです。
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■本当に欲しい人に所有権は移る
そして、その後
他の社員に「良かったら、どうぞ」と言って
こっそり渡せばいいのです。
そしたら、そのお菓子を貰った社員は
お菓子が2つも貰えて
「わぁーい」って喜ぶんです。
■まとめ<お金って人の気持ち>
「そのお菓子嫌いだから要りません」って
言ってしまうと、
そのおじちゃん社員の気持ちは
成仏しないまま・・
むしろ、もう何もあげるものかと思うもの。
でも、喜んで受け取ることで
おじちゃん社員の気持ちを成仏させ、
お菓子をあげた社員にも喜ばれる。
そちらの方が、沢山の人から
好かれるっていうものなんです。
こういう小さな積み重ねかもしれませんが
いずれ大きな流れになっていくものなんだなと。