給料日前、常にカツカツで
預金残高も、財布の中も
寂しい状態になるまで使っていた
独身時代の私。
そんな恥ずかしいこと
周りの人に言えるわけもなく・・
会社の同僚の子に
「ハピコも財形貯蓄やったらいいよー」
「めっちゃ簡単で
経理の子に言って書類を書くだけだったよー」
「それで、気づいたら
お金が貯まってるなんて良いよね!」
■先取り貯金
分かる。当時の同僚が
私に良かれと思って言ってくれたこと。
そして、その方法は、
貯金の習慣がない人にとっては
一番着実で確実な方法であるということ。
■できる気がしない
しかし、当時の私には
その方法は、あまりにもデンジャラスすぎた。
だって、毎月ギリギリまで
給料を使い尽くしていて
一体、自分が何に使ったのか・・
気づいたら、全部使ってしまっているんだから。
原因が自分でも分からないのに
入ってくる手取りを
今より減らしてしまうということは
死活問題に繋がるから。
まさに、マネーリテラシーが低すぎたわけです。
■無理すると、結局使う羽目に
こういうマネーリテラシーが低い
当時の私にとって先取り貯金なるものをしても
月末になると、案の定
お金が足りなくなって結局
その貯金に手を出す羽目に
(私の経験談)
もっとマネーリテラシーが低くなると
消費者金融に走ることも・・
■袋に穴が空いている
当時の私は、どうして
こんなにもお金がないのか
それは、一応、自分の中では
全部必要経費だと思っていて
自己投資だと思っていたわけです。
でも、お金に困るくらい
お金を使ってしまっているということは
やっぱり、何かが間違っている。
何を言いたいのかというと
袋にいっぱい穴が空いているのに
注ぐ水の量を変えることは
結構危険な可能性があるわけで・・
注ぐ水の量を変える前に
まずは、袋の穴を塞ぐことが先だということ。
■まとめ<まずは自力で立て直す>
毎月ギリギリだということは
収入に対して、支出が
とっ散らかっているから。
「全部必要な出費だ」
そう思っている支出の整理整頓をすること。
そのために、毎月の自分の支出を知って
分析して、改善すること。
これが先取り貯金より先に始めること。
そして、これが貯金のベースであるということなのです。