ワンシーン。
「ずっとしたいと思っていた
仕事をしているのに
なぜかやっぱり幸せじゃないんです」
この部分、凄く共感するなぁと感じました。
■建築士
私も、中学生くらいの時から
将来、建築士になろう!と思っていました。
そして、建築系の大学を卒業して
某有名住宅メーカーに就職して
23歳の時に、建築士の資格も取得して
大好きな住宅の設計をさせてもらって・・
それなのに、なぜか
幸せじゃありませんでした。
贅沢な話ですよね。
でも、何か物足りない・・
そんな日々を過ごしていました。
■もったいない
両親は、私に建築士になってほしいなんて
思っていなかったから、
「もったいない」とか
そのたぐいの話は出てきませんが、
設計事務所でお世話になった
社長や奥さんには、
「せっかく資格を持っているのに
もったいないわね」と言われていました。
資格もあって、仕事もできるのに
「もったいない」
■目標の弊害
私も、確かに
「もったいない」
心の中で、そう思っている部分はあります。
中学生の時に思い描いた
建築士の私は、キラキラ輝いていて
毎日が楽しいはずだった。
でも、現実やってみたら
そうでもなかった。
で、過去の自分と
現在の自分が思っていること
どちらが大切かといえば・・
それは「現在の自分が思っていること」が
大切なんだなと。
■明日は今日と違う自分になる
本の中で伝えたいことは
「目標」という名のルールに
執着して、立ち止まる必要はないんだよ。
・やってみたいと思ったこと
・得意かもって思ったこと
・好きって思ったこと
そういう「今」の気持ちを大切にして
小さいことでも構わないから
今日とは違う自分になることが
素晴らしいことなんだよと。
■まとめ<今の自分を楽しく生きる>
私も、あんなに苦労して
習得した建築士の資格と知識・・
でも「なんか違う」
そういう感情から
ちょっとずつズレて
こんな所まで歩いてきた。
そんな感じ。
でも、私は、それで良かったなと感じます。
「今の自分」を信じて
小さなことで構わないから
チャレンジをし続けるって
大切だなと。