私は、陶芸教室に通っています。
ちなみに、私が
陶芸教室に通い出したのは、
全ての活動をやめて
家で廃人のごとく過ごしていた後
初めて人間らしい活動を始めたところ。
最初は、陶芸というものに慣れなくて
緊張していたけど
半年以上、通ったことで
陶芸を作ることにも慣れて
ふと周りを見回したとき、
『あぁ、人生で初めて気を使わないでいられる社会的な場所だなぁ』って感じました。
常に追いかけられる人生
小、中、高校と
仲間外れにされまいと気を使い、
常に勉強、勉強と意識して
部活でも、先輩や先生に気を遣っていたし、
(まだまだ体罰とかあったし・・)
大学では、バイトで
お金を頂くために気を遣っていたし
社会人になってからも
もちろん、気を遣っていたし、
親からも、ちゃんとしなさい
ちゃんと、子供を育てなさいという感じがしました。
最初からフラットな空間
だけど、陶芸教室は、
当たり前だけど、
生徒同士に上下関係もないし
親より年配の人たちとも
フラットな関係で
陶芸という活動を楽しむことができます。
先生も、どんなに下手くそな作品を作ったとしても
『それも個性です』と言って
温かく見守ってくれます。
人間の本当のかたち
私自身、長いこと
組織というカーストの中で生きて
それが当たり前と思っていたけど、
人間の活動って、
本来、このくらいフラットで
楽しいものだよなぁって感じます。
自分に優しくできるようになった
こういう現実が目の前に現れて、
『あぁ、優しい世界だなぁ』って思うようになったのは
少しずつ、自分の心の中を変えて
自分に優しくできるようになったからだなぁと思います。