前にも、書いたことがあるのですが、
私は、独身時代
会社員として働いていた時
給料明細を見るのが
とても嫌だったので、
振り込み金額だけチェックして
破り捨てていました。
だって、
大体の金額は分かっているし、
何より、どんよりした気持ちで働いて得たお金は
どんよりしたものというか
まるで、慰謝料のような
そんな気持ちだったからです。
こんだけ我慢したんだから、
このくらい貰って当たり前でしょ!
そこには、感謝などという気持ちは
1ミリも存在していませんでした。
■パーっと無くなってしまった
今思えば、
そんな気持ちで手に入れたお金は、
本当に、パーっと
無くなってしまっていました。
あんなに嫌な思いをして貰ったお金なんだから、
どんな風に使おうが、私の勝手でしょ。
そうやって、気づけば
残高が数千円になっていて、
また翌月も、嫌な気持ちで
働く。
まさに、負のスパイラルでした。
■感謝の気持ち
それが変わり始めたのは、
結婚して数年後。
その頃には、
生活をコンパクトにして
旦那の給料だけで
生活ができるようになっていました。
なので、私の給料は、
全額貯金。
私にとっては、毎月が
臨時ボーナスのような気持ちになっていて、
自然と、ありがたいなぁと
感謝する気持ちが沸き起こるようになっていました。
■お金に困らなくなってきた
卵が先か
ニワトリが先か、ではないですが、
私は、この頃から
自然と、お金に困らなくなってきて、
私には、ちゃんと
お金がある。と思うようになってきて
自然と、残高も
増えていっていました。
この経験から、ウソでも良いから
とりあえず、お金を受け取る時は、
心から「ありがとう」と
感謝してみる。
小さなことかもしれないけど、
こういうことは、案外
とても大切なことだと感じます。