私は、「月曜から夜ふかし」という番組が好きで
録画して、よく見ています。
時間が出来たときに、まとめて見ているんですが、
「生まれ変わるなら男?女?」というコーナーがありました。
結果は、女31%に対し、男69%と男の方が圧倒的に人気に。
主な理由は「男女平等と言いながらまだまだ世界は男社会」
「現代の女性は出産・育児に加え労働もしなければならない」などでした。
この結果に対し、マツコのコメント:
「結局はさ、男女平等とか言ってるけどさ
現実は、まだ男社会なわけじゃん。
その男社会に合わせられる女性が残ってるってことよね」
社会に出て、10年そこそこの私ですが、
今まで、心のどこかでモヤモヤしていた部分が
スッキリしたような感じがしました。
大学を卒業して、入社した会社が
恐ろしい程、男尊女卑の会社で、
当時、相当衝撃を与えられました。
入社3日目にして、「絶対転職してやる」
心に、そう誓ったことを思い出しました。
でも、人間、どこかで慣れというものが
少しずつでてきて、女性を一律に「女の子」とされることに
あーもういいや。と思うようになっていきました。
その後、男尊女卑ではない会社に転職したりもしましたが、
この10年間、心のどこかで
諦めを感じて、その気持ちに気づかないようにして
生きてきたんだな・・私は・・
そんな気持ちを思い出させられたような気がしました。
今、勤めている会社も、田舎の古い建築会社なので
私が、女であるというだけで、まともな人間として見て貰えていない。
というか、それが、もの凄く伝わっているというか・・
それが、今の私にとって、当たり前になってしまっている。
結局、この気持ちを思い出したところで
現実は、変わらないわけですが、
10年前の私と、今の私は、状況がかなり違います。
今は、守るべき家庭があって、まだ小さい息子がいる。
私は、これらを守るために頑張っていて、
そのために、私ができる仕事を黙々と頑張ればいいんだ。
男が良かった、女が良かったと言ったところで
何も始まらない。
今は、目の前にあることを精一杯、頑張ること。
そして、毎日を楽しく過ごすこと。
これが、私の生きる道。