最近、本田晃一さんという人の
考え方が素敵だなと思って
ブログや本を読んでおります。
■オーストラリアを自転車で・・
本田晃一さんは、若い時
オーストラリアを自転車で一周しようと
出発しました。
そして、自転車で砂漠のような所を
何日もかけて自転車で進んで行ったそうです。
それは、想像するだけで
壮絶で大変だったろうなと感じます。
■途中で断念。
でもね、その壮絶な道のりの
半分来た所で、「もうダメだ」と
自転車を諦めて、現地で車を買ったのだそうです。
そして、車で残りの半分を
進んでいたそうです。
■失敗したという恥ずかしさ。
本当は、オーストラリアを自転車で
一周するはずだったのに、
俺は断念して、車で進んでいる・・
それは、当時、
とても恥ずかしいことだと
感じたのだそうです。
■現地の人との会話で・・
でも、その道中で、たまたま
立ち寄ったバーで、現地の人たちと
話をしている時に、考え方が変わったのです。
それは、この中で、一番面白い話をした奴が
「今夜のチャンピオンだー!」と盛り上がっている時に
こんな話をしたそうです。
「俺は、自転車でオーストラリア一周をしようとしてたけど
日本から来た俺は、オーストラリアは
島だと思っていたんだ。
だけど、自転車で半分まできたところで、
やっと、島じゃなくて大陸だと気付いたよ。
そんで、今、車を買って続きを走っているんだ。
ちなみに、俺、Hondaって言うんだけどね」
そしたら、ドッカンうけてね。
「今夜は、お前がチャンピオンだー!」って言われたんだよ。
■失敗は、笑い話。
本人は、大失敗した!!
とても恥ずかしいと感じることでも、
他人からしたら、ただの笑い話なんだよね。
私は、この話を知った時、
「なんだ、失敗しても大丈夫なんだ」
そして、その話は、
他の人からしたら、
ただの笑い話であって、
「むしろ、楽しいことだったりするんだ」と感じました。
■オーストラリア一周とかさ。
というか、私からしたら、
オーストラリア一周をしようと考えて、
本当にオーストラリアに行くってこと自体が
とてつもなく凄いことだなと感じるわけです。
私は、今30代だけど、
そういう、若い時に、一人で海外に行くとか
尊敬するなと感じます。
■今からだって。
正直、この話を知ってから、
本田晃一さんと比べて、
私は、ちっぽけだなと感じました。
20代の本田さんは、30代の私より
遥かに行動力があって
オーストラリア一周も、途中で
車を買って続けたり・・
で、こんな話も知ったから、
何となく、私も、自分が思ったり
感じたことは、行動しようと・・
そして、先日、ふと「車が欲しい」と感じた
自分の心の声に素直になって
行動してみたわけです。
■お金ってさ。
お金を、ある程度貯めることは
やっぱり大切です。
でも、「今」という時も
大切なのです。
人生を、老後に全て捧げるなんて
それこそ「もったいない」
私は、自分の心の声も聞きながら
お金も貯める。
そんな生活をしていきたいと感じます。