昔は、ミクシィとかfacebookで
友達の数が多いことが素晴らしいと思って
ひたすら増やすことを目指していたことがありました。
100人も200人もいる友人を見ては、
「あー、私には友達が少ない」と
自分を責めていました。
■目次
▶最後に
でも、実際のところ、私には、
そんなに多くの友人はいないし、
もし100人とかいても、
全部を把握することはできません。
昔は、社交的な人間になろうと
頑張っていた時期もありましたが、
それは、本当の自分を偽って
別の自分を演じていました。
AmazonにAudibleというサービスがあります。
その中に、「友達」って、必要?というコンテンツがあって
聞いてみました。
その中に、親友の定義について述べられているのですが、
親友とは、1日中ずっと一緒にいても疲れないで
本当の自分でいられる存在と言われています。
そう仮に定義してみると、
私は、なんだか心が軽くなりました。
私は、それまで「親友」って
もっと重たいものだと感じていたからだと思います。
そして、友達の定義は、2人だけでは
ちょっと違和感があるけど、
もう一人とか加えると心地よく
一緒にいられる存在と定義されていました。
うん。うん。
それだったら、なんとなく
私の中で腑が落ちる。
そんな感じがしました。
そして、知人とは、顔見知りレベル。
そう割り切ってしまえばいい。
なんと分かりやすいんだろう。
そう、自分の中で定義を作ってしまうと、
私にだって、親友と呼べる人がいるじゃないか、
友達と呼べる人がいるじゃないかと
安心することができるし、
その基準が明確になることで、
私にだって、少なからず存在しているし
そんなに沢山の人数がいなくてもいいなと
思えるようになりました。
人を、色んな物差しで測るのではなく、
その人と一緒にいる時の
本当の自分の心を大切にしてあげる。
背伸びし続けないと続かない関係は疲れます。
そうではなくて、本当に心休まる自分を
大切にしてあげること。
そこに、何百人もの人数は必要ではないなと、
数人の心休まる人がいれば
私は幸せなんだなと分かりました。