この前、テレビを
ぼーっと見ていたら
55歳で役職定年になり
給料が2〜3割減ってしまい
住宅ローンが払えず
家を売却している人が増えているという
特集をやっていました。
それで、私は、
特集に登場した2組の家族を見て、
起こった出来事は、ほぼ一緒なのに
違う運命を歩んでいて
勉強になるなぁと感じました。
■Aさんのパターン
Aさんは、役職定年になり
給料が、ガクンと減ったことで
働きながら、深夜のコンビニでも
働き始めました。
最初の頃は、
それで良かったのだそうですが、
過重労働で、Aさんは
病気になってしまったそうです。
すると、奥さんは、娘2人を連れて
家を出ていってしまったそうです。
なので、テレビに写るAさんは、
ガリガリに痩せ細っていて
一軒家に一人で住んでいました。
■Bさんのパターン
Bさんも、同様に
役職定年により、
給料が、ガクンと下がったことで
ローンが払えなくなりました。
そこで、Bさんは、
売却を決断し
(ローン残高)ー(売却金額)で
500万円の借金が残ったそうですが、
近くの一軒家の借家を借りて
(子供が4人いるため)
奥さんや、子供たちと協力して
これから、借金を返済しながら
頑張ると言っていました。
■役職定年なんて知らなかった
Aさんも、Bさんも
「役職定年なんて知らなかった」と
同じことを言っていました。
私も、そんなことがあると
初めて知りました。
最初は、払い終えられると思ったローンでも
長い人生で、何があるか分からないものだなと。
■妻から見たら
で、このAさんと、Bさん
妻から見たら、
Aさんは、長らくの間
昼も、夜も帰ってこなくて
ある日、突然、病気になったわけです。
その間、上手くコミュニケーションをしていれば
まだ良かったのかもしれませんが
愛情が、無くなってしまったんだろうなと。
■コミュニケーションって大切
その点、Bさんは、
早い段階で、
「周りを頼る」という方に
舵を切れたんだろうなと。
妻からしたら、
早い段階で、報告・相談してもらって
良かっただろうなと感じます。
■ギリギリのローンは危険
で、私が
最終的に感じたことは、
ギリギリのローンは危険だなと。
Aさんも、Bさんも
3000万円とか、3500万円で
当初、住宅を購入したそうです。
なのに、2〜3割の収入減で
家計が苦しくなってしまって・・
なので、やはり
生きていくための固定費・生活費は
余裕を持っておく方が良いなと感じました。