いつかお金持ちになって、良いモノを買おうと思っていては、いつまでもお金持ちになれない。

お金のこと
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テレビドラマで、貧乏な家を表現するとき、

ゴチャゴチャ、色んなもので溢れさせます。

キッチンは、調味料やお鍋などの料理器具であふれ、

リビングは、新聞紙や雑誌が山のように積み重ねられ、

洗濯物が干してあったり、たたんでいない洗濯物が山積みになっていたり。

それに対して、お金持ちの家を表現するときは、

いつもスッキリしています。

どうして、ここまで違うのか。

それは、自分の持ち物に、どれだけ愛着を持つことが出来るのか

ということも、重要な要素のひとつなのだと思います。

ただ、なんとなく持っているというモノが

多ければ、多いほど、部屋の中は、ゴチャゴチャして

モノで溢れていきます。

私は、貯金がほとんど無かった独身時代、

洋服に関しては、同じような服を、安いからという理由で

何枚も買っていました。

そして、コレ素敵だなと思うモノがあっても、

そういうモノって、お値段もよいので、

結局、いつも安いモノを買うといったことを繰り返していました。

当時は、「いつかお金持ちになったら、良いモノを買おう」と思っていました。

なので、部屋の中は、こだわりのモノは、ほとんど無くて

ただ、なんとなくのモノで溢れていました。

でもね、今なら分かります。

「いつかお金持ちになったら、良いモノを買おう」と思っていては

いつまで経っても、お金持ちにはなれないということ。

それは、なんとなくのモノで部屋をいっぱいにすると

満足感が得られなくて、どうしても、まだまだ欲しい!という気持ちになって

どんどん買い物をしてしまい、お金が、みるみるうちに無くなってしまうから。

それを、永遠に繰り返してしまっていては、

いつまで経っても、お金持ちにはなれません。

私が大切だと思うポイントは、

1.自分は、粗末な存在だと思わないこと。

(愛されるべき存在だと思うということ)

2.そんな大切な存在に合うモノだけで生活しようと思うこと。

この2つのポイントを意識しながら

モノを厳選していき、新たに買うモノも

妥協せずにしていくと、満足感は、ドンドン高くなって

次第に物欲は、減っていくものです。

いつかお金持ちになってから・・ではなくて、「今から」。

そして、愛着のあるモノばかりになると

その一つ一つを大切に扱うようになり、モノが少ないスッキリした部屋に

なっていくんだと、私は、思います。