私は、小さい頃から
テレビばかり見ていました。
朝起きたら、
母は、慌ただしく家事をしていて
テレビの音だけが響いていました。
だから、テレビを見ながら
朝ごはんを食べ、
学校へ行き、
学校から帰ってきたら
すぐにテレビをつけ
テレビを見ながら
夕飯を食べ
寝るまでテレビを見ていました。
特に見たい番組でもないのに
テレビがついていないと
落ち着かない。
小さい頃は、ニュースなんて
何が面白いんだ・・って思ってたけど
気づけば、ニュースを
よく見るようになり
ワイドショーを見るようになり
父と母が
ワイドショーを見ながら
「あらぁ〜、怖いわねぇ〜」
「全く、どういうつもりなのかしら〜」
そんな風に言っているのを見て
世間一般の考え方というのは
こういうものなのかと思うようになりました。
周りの人と話を合わせるためにも
最近の話題に敏感になっておかなければいけない。
そうやって、一人暮らしを始めても
ワイドショーを見ていました。
立派な大人たるもの
ニュースは、しっかり知っていなければならない。
だけど、ニュースや、ワイドショーを見て
恐ろしい事件や
芸能人の不倫の情報を見たあと
なんとも言えない複雑な気持ちになっていました。
１視聴者が
どうすることもできないこと。
憤り。
そして、何か失敗すると
こうやって全国の袋叩きにあう。
この人は、こんな悪いことをしました。
みんなで、この人が
どれだけ悪者なのか確認しましょう。
そして、その人を
批難しましょう。
まるで、そんな風に聞こえてきて
私には、全く関係のない人なのに
その人に嫌悪感を抱いてしまう。
そんな毎日に、もう疲れてしまったのです。
なので、1年くらい前から
基本的に
テレビはつけない。
そんな生活を始めたら
日に日に、心が軽くなっていきました。
大人たるもの
ニュースを知っていなければならないと
思っていたけど
本当に大切な情報って
旦那や、友達から流れてくるものです。
私は、最近、情報も
ちゃんと取捨選択をするって大切だなと感じます。
テレビは、視聴率重視のための
ネガティブ情報多め。
その情報を知ったところで
自分の人生に、なんのメリットがあるというのか？
むしろ、日々の生活を
ネガティブ思考にしてはいないか？
これからは、情報化社会の中で
どんな情報を得て、
どんな風に、その情報を吸収していくのか。
そういうことが
大切になってくるなぁと感じます。
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