今、Amazonプライム・ビデオ無料体験期間中で、
面白そうな作品を観ています。
その中で、RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語を観たのですが、
ジーンとする場面が、多くて、自然と涙が溢れる感動作でした。
あらすじ→
ただ、がむしゃらに生きてきた。気がつくと、多くのものを失っていた。だから、私は決意した。自分らしさを取り戻し、私らしく生きるために。一流企業に勤める49歳の筒井肇は、家庭を顧みず、忙しく仕事に追われる日々を送っていた。会社での立場は確立するが、妻や娘の心は離れるばかり。そんなある日、故郷の島根で一人暮らしをしている母が倒れたとの連絡が入る。追い打ちをかけるように、同期の親友の事故死の知らせが・・。それをきっかけに仕事一筋の人生に疑問を抱き始めた肇。「俺は、こんな人生を送りたかったのか・・・」
やはり、ベテラン俳優の中井貴一さんだけあって、
演技がうまい。
私が、一番、印象に残っていることは、
仕事人間としてバリバリ仕事をして、イライラしていた物語序盤の
中井貴一の表情と、それまでのエリート人生を手放して、
新たな、やりたい人生を歩み始めたときの中井貴一の表情が、
みるみる変わっていくところ。
母の余命宣告と、親友の死というダブルショックを受け、
まさに、世の中でいうところの、ありえない選択をします。
人生には、タイムリミットがある。
お金を稼ぐことも大切。
地位の向上の大切。
でも、それは、イライラを伴っていないだろうか。
人生には、誰しもにタイムリミットがあるんだと思ったとき、
お金のことが心配だ。
老後が不安だとばかり思って、今という時間をないがしろにしてはいないだろうか。
そういうことを、教えてくれるような作品だと思いました。
↓色んな方のブログが、とても参考になります。