NHKの番組で、「団塊スタイル」という番組をたまたま見ました。
なんとなく、老後の節約術という言葉が気になったからです。
特技を生かして節約
その番組に80歳のおじいさんが登場します。
年金は、月8万円。貯金は、ほとんどありません。
「その中で愉快な生活をするためにどうすればいいか」
おじいさんなりの生き方が紹介されます。
おじいさんの趣味は日曜大工。
その趣味を生かして、夏場のクーラー代の節約に取り組みます。
当初、おじいさんの部屋のエアコンは寝室と書斎
約8畳を冷やしていました。
なので、寝室と書斎の間にアコーディオンカーテンを自分で
取り付けて部屋を分断します。
製作費用は1万円だったそうです。
その節電効果は・・
7月と8月合わせて、約6,000円の節約。
お金は楽しむために使うもの
この他にも、独自のアイディアで
部屋全ての電化製品を寝たままで操作できるように
枕元にスイッチを集約して節電に取り組んだり、
自炊の材料を、業務スーパーの冷凍野菜にして
工夫したりと、そのおじいさんの姿は、
節約を楽しんでいるように見えました。
おじいさんは、その節約生活のおかげで、
欲しかったものを買うことができたそうです。
それは、電子ピアノ15,000円だったそうです。
おじいさんは、高齢者の歌のサークルに参加しています。
歌うだけでなく、ピアノの弾き語りができたら楽しいと
考えたそうです。
でも、ピアノは全然やったことがないので、
音楽教室に通いだしたそうです。
その月謝は6,500円。
そして、おじいさんの最後の言葉が、
とても印象的でした。その言葉とは・・
「やっぱりね、お金は楽しむために使うものだと思うんだよね」
私は、ほんと、ごもっともだと思いました。
80歳のおじいさんが少ない収入で
楽しく節約をして、やりたいことにお金を使っている姿は、
素敵だなと感じました。