反応しない練習という本を読みました。
私は、これまで「他の人に負けてなるものか」と
自分の気持ちよりも、周囲の目ばかりを気にして
生きてきたところが多い人間です。
そんな私が、「反応しない」というのは
本当に真逆の行為で、正直、
そうなれるものならなりたいと思うわけです。
■目次
▶最後に
■お役に立てればよし。
人は、自分の価値を気にして生きています。
だから、自分ではない「その他」が気になります。
では「勝てば全てが解決するのか」と言えば
そうではありません。
「完全なる勝者は存在しない」
これが仏教の考え方です。
競争とどう向き合えば良いのかという
正解を探し求めるよりも
「お役に立てればよし」
そう、考えることができれば
心が軽くなります。
■自己ベストを目指す。
「勝ち」も「負け」もない。
そう考えることができれば、
相手に対する嫉妬がなくなり、
やがては執着がなくなります。
常に、「自己ベスト」を目指すこと。
そして、自分で自分を肯定してあげること。
これが大切だといいます。
■今、立っている場所からのスタート。
そうは言っても、これまで
散々、自分と他人とを比較してきたものは、
これから、どうすれば良いのか?
その答えは、
「今、立っている場所からスタート」すれば良いだけの話です。
今の自分にできることは?
まだできることは?
生活を改善させるべく
自分の足元を見るのです。
■自分の役割は他にあるという考え方。
そこからスタートをさせて、
必死で頑張るけれど、
それでも良い結果が出ない。
そういう場合は、
そこに必死で喰らいつくのではなく、
「自分の役割は他にある」という考え方も
仏教の考え方です。
そこに執着するのではなく
「自分の役割は他にある」という考え方ができれば
それも、自分を肯定してあげることに繋がり
そう考えることができれば気持ちが軽くなります。
■人生これでいい。
「人生これでいい」
そう自分が納得することができる。
これが仏教的には
ゴールなのです。
他の人の判断ではなく、
自分にとって納得ができること
それは安らぎに繋がります。
だから「自分にとって最高の納得」
これを目指すことが一番大切だと説いています。
■最後に
真の幸せは、
他人に判断されるのではありません。
判断するのは自分であるということ。
だから、自分ではない、その他の言動や
周囲の競争に、いちいち反応するのではなく
「自分にとっての最高の納得」が大切で
周囲を見渡した時に、
「みんな、よく頑張っているな」
「私も何かのお役に立てればよし」の精神で
日々淡々と人生をまっとうすることができれば、
それは最高の人生なのです。
どんなことがあっても、後悔をしないで
自分を嫌いにならないで、
日々頑張っている自分を大切な存在だと
自分で自分を認めてあげること
これが大切なことなんだと思います。
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