世の中には、どの世界にでも
ライバルというものは存在します。
保育園に通う息子でさえ、
「1番!」という言葉には敏感で、
早く行動をさせたい時には、
「よーい、どん!」の掛け声で
動きが機敏になります。
■負かしてやろう。
競争は、確かにアドレナリンが出て
やる気が出てきます。
「アイツに勝ってやる」
「アイツには負けたくない」
そうやって、企業同士でも
社員同士でも、
日々、競い合っています。
■自分が勝つということ。
「アイツを負かしてやろう」
そうやって、自分が勝つということは、
相手の食いぶちを減らすということなのです。
そして、自分の食いぶちを増やすこと。
「勝者」がいるということは、
「敗者」がいるということなのです。
■幸せな方向
その先には、幸せなことは
あまりありません。
その先に待っているものは、
いつまでも戦い続けなければいけないという
使命感と、いつか敗者になるのではないかという
恐怖が残ります。
だから、本当の幸せの方向は、
食いぶちを奪い合うのではなく、
食いぶちのパイを広くしようとする努力。
その業界が、盛り上がって、
その商品やサービスで
幸せになる人を増やす努力。
そして、勝った、負けたの世界ではなく、
淡々と自分が好きなことができる。
この先に、幸せがあるのです。
■まとめ
人は、ついつい他人と自分を比べ、
一喜一憂します。
でも、そんなことをしても
幸せは待っていません。
結局は、自分が熱中できることが
どれだけやれたか、
そして、どれだけ沢山の人を
喜ばせることができたか・・
この先に、本当の幸せがあるんだなと
私は思っています。