読みました。
あなたは自由に使えるお金がいくらあったら、
十分だと感じるでしょうか?
100万円、1000万円、1億円、10億円、
あるいはそれ以上でしょうか?
テレビなどで、全身をブランド品で
埋め尽くし、豪邸に住んでいる姿を見ると
お金はいくらあっても足りない。
そんな気がします。
でも、それは、自分が満足でき、
充足する環境を知らないからです。
カフェで、もし頼んだコーヒーが
ビアジョッキになみなみと
注がれて出てきたら、どう思うでしょうか?
何かの間違いだと思った後、
こんなにいらない、飲み切れない、
もったいないなど、様々な感情がわき起こるはずです。
(中略)
なぜなら、今の自分がおいしく飲めるコーヒーの
量はわかっているのに、
お金に関しては物差しがなく、
適量をわかっていないからです。
(中略)
自分の求める容量に合ったサイズのカップであれば
十分に入っているコーヒーも、
飲み切れないサイズのカップに入れると、
ほんのわずかな量に見えます。
すると、人の心は
「足りない」と錯覚します。
そして「もっと欲しい」と思うのです。
マジで深い。
なるほどなー。
人の心理って、こうなっているんですね。
私は、一度、メンタリストからの引退宣言をしました。
パフォーマンスをすべて辞めて、
テレビ出演もきっぱり断りました。
結果、月収が3万円まで落ちたのです。
その代わり、とてもたくさんの時間ができました。
そこで、私は
「自分は何をやりたかったのだろう?」
「どんなことが好きだったのだろう?」と考えました。
新しい知識を求め、本を読み、
世界を広げていくこと。
それが自分にとって人生の中で一番楽しいことであり、
価値あることだったと思いだしたのです。
衣食住に困らず暮らせて、
好きなだけ本を読めればいい。
これが私にとって、ちょうどいい器でした。
私は、正直、目から鱗が落ちそうな
感覚になりました。
あんなにテレビで華々しく活躍されていた
DaiGoさんが考える
ちょうどいい器を知り、
「確かになー」
私が求めているのは、
豪邸暮らしじゃなくて
毎日を穏やかに過ごすことだなーと。
どんなに稼いでも、
自分が満足できる器を知らないと、
どこまで稼いでも、
「足りない」と錯覚してしまいます。
DaiGoさんのように
衣食住に困らず暮らせて、
好きなだけ本を読めればいい。
ありきたりかもしれないけれど、
私も、今くらいの生活が
とても心地よくて、
特に何かに縛られることもなく
好きな時に、好きなことができる。
これで、十分幸せなんです。
お金の心配がなくなって
幸せに暮らすために
まず必要なことは・・
「自分は何をやりたかったのだろう?」
「どんなことが好きだったのだろう?」
それを改めて考えてみること。
そして、それを実現させるために
どのくらいのお金が必要なんだろうと
「自分の器を知ること」
これが大切なことなのです。