面白かったので、ご紹介。
この本では、不幸のどん底にいる主人公が
貧乏神のレクチャーと真逆のことをすることで
幸せになっていくというストーリー。
その中で、貧乏神が不幸になるポイントとして
「人とのかかわりが薄くなる環境を維持する」ことと
レクチャーします。
■かかわりが薄くなる
人間にとっての不幸を最も象徴する事柄が
「かかわりが薄くなる」ということです。
人間関係の悩みとひも解いていくと、
ほとんどが日々のコミュニケーションでの
かかわり合いが薄くなっていることにつながります。
人は自分の殻に閉じこもってしまうと、
どうしてもネガティブな想像をしてしまうものです。
その状態が続くと、人生や生きること、
他者との関係性において
否定的な観念が強くなってしまうのです。
ここでいう「かかわりが薄くなる」というのは
人もだけど、部屋の中にあるモノについても
同じことが言えるのだそうです。
■モノとのかかわり
「持っているけど、ちゃんと活かせていない」
「買ったけど、押入れに入れっぱなし」
家の中には、たくさんのモノがあるけど
1つ1つのモノとのかかわりが薄いと
不幸への道を進むことになります。
1つ1つの物と大切に扱おうと思ったら
それほど多くの物とはかかわれないものなのです。
■信用を獲得していく
人から信用されることで
お金も集まるし、人も集まります。
でも、信用はいきなり生まれるものではなく
日々のかかわり方によって形成されていきます。
そのかかわり方が薄いと、
信用は、なかなか獲得しにくいもの。
だからこそ、人やモノとの
かかわり方が大切だということです。
■まとめ<かかわり方を見直す>
最近、私が感じることは
どんなに部屋が綺麗でも
人とのかかわり方が、
その人に合っていないと
幸せとは言いがたいものだなと。
「モノが多い部屋で
人とのかかわりが薄い」
こういう部屋が貧乏神は大好きなんだなと。
だからこそ、できるだけ
逆のことをやっていきたいなと感じました。