わたなべぽんさんの「自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと」を
読みました。
わたなべぽんさんの本は
これまでにも何冊か読んできました。
特に、「やめてみた」シリーズは、
単純にモノを捨てるというだけではなく
どういう気持ちで、
どんな風になっていきたいのか・・
そういうことを丁寧に描いていて
大好きなシリーズです。
<やめてみたシリーズの記事はこちら>
■モノを捨てても・・
今回の作品は、
モノを捨てたときは、
物凄い爽快感があって、
新しい世界が広がった気持ちになるけれど
少し経つと
また、どんより気持ちが落ち込む。
その根本的な理由を
丁寧に描いています。
■つらい記憶
ぽんさんの幼少期の記憶。
ぽんさんの幼少期の経験は、
なかなかハードなもので・・
・嫌なこと
・辛いことも
小さい時は、私が全部悪いんだ
私が、我慢したらいいんだ。
そういう思考回路が
私と、ぽんさんは似ているところがあります。
■自分が嫌い
そして、自分のベースの中に
「自分が嫌い」というものがあるから
人間関係も苦手意識があって・・
他にも・・
この中の、食べ方に問題があるとか
かなり該当してしまう私・・
■私なんて・・
そして、自分の幼少期の
辛かった経験なんて
テレビで見たりする人より
大した事ではない。
だから、そんなことで
クヨクヨなんてしちゃいけない。
私なんて、あの人に比べたら・・
そうやって、その悲しかったことも
辛かったことも、無視してしまうから
もっと自分が嫌いになってしまうんだな。
どんな小さな辛かった経験も無視して、
そのくらい我慢しなさいよ!って
自分で、自分をいじめていたんだなと。
■まとめ<最大の敵は自分>
この本の中で、一番
心にグサリと刺さったシーンはこれ。
大人になった今、
自分に一番ダメだしをしているのは
紛れもなく自分だったりするわけです。
過去、どんなに辛いことがあっても
そんなこともあったね!って
ただ、それだけでいい。
そして、自分の最大の味方は
自分であって、
今の自分を、これでいいんだよって
認めてあげること。
こういうことが一番大切なんだなと感じます。