学歴って、人によるよねーって思うわけです。
以前、「貯金兄弟」っていう本を
読んだことがあるのですが、
・大学を卒業した兄と
・高卒で消防士になった弟の
生涯賃金の話が、
とても印象に残っています。
貯金兄弟のことを書いた記事も
読んでみてね↓
高卒と大卒では、
大卒の方が、生涯賃金が高いと
感じるかもしれないのですが、
この本には
<東京都の高卒の消防士の場合>
18歳から勤めて、
定年の60歳で一度退職し、
そのあと再就職して、
65歳まで働くとした場合
47年間の生涯年収は
2億3500万円に。
2億3500万円÷47年=500万円
(平均年収500万円)
↑あくまで、47年間働き続けた場合だけど。
さらに、退職金の平均(1500万円)を合わせると
2億5000万円に。
それに対して
4年大学に通った場合
教育費で1000万円が必要な上、
高卒の人は、4年多く働けるので
平均年収500万円×4年=2000万円
合わせると、3000万円。
大卒ということで
この3000万円を22歳から65歳までの
43年間で、同じ生涯賃金にするためには
年70万円以上、多く稼ぐ必要があります。
月で計算すると、約58,000円。
それに、もし教育費1000万円を使わずに
年5%で資産運用をしたら
それだけで、毎年50万円の
お金を生み出してくれます。
月で計算すると、約41,000円。
色々書いたけど、
何を言いたいのかというと
世間一般では、高卒より大卒の方が良いっていうのも
違う角度から見たら、
そうでもないなと感じるわけです。
でも、本の中の弟は
高卒で消防士になりたいと思って
そうしたわけで、
もし、別に消防士になりたくないのに
消防士になるのは、不幸の始まりなんですよね。
一番大切なのは、
自分は、どんなことをしたいのか。
それをするためには、
どうしても大学を卒業する必要があるのであれば
大学を卒業したら良いと思うわけです。
一番不幸なのは、
周りが大学を卒業したほうが良いというから
奨学金を借りてでも、通って
大してやりたくもないことをしながら
奨学金を返済する日々が
始まってしまうことなんだなと感じます。