「より少ない生き方」という本に
こんなことが書いてあります。
あふれるものたちを
プラスチックの箱や
クローゼットの中に詰め込むのはむしろ「もっと欲しい」という欲求に
しがみつく行為だ。
服や物を収納さえすれば
部屋も、心もスッキリするかと言われたら
それは、幻想です。
一瞬は、目の前から
服や物が消え
スッキリしますが
部屋の中には、まだたくさんの物があって
少しでも気を抜けば
また、散らかるし、
まだ欲しい、まだ欲しいという
気持ちが消えることがなく
むしろ、もっと欲しいという
気持ちになって
ゴールのないマラソンを
走っているかのようになってしまいます。
整理整頓では、
物欲は無くなりません。
無駄な物欲を消す方法は、
使っていないものを手放すこと。
「いつか使うかもしれない」の
「いつか」は来ません。
もし、来たとすれば
その時、また買えば良いだけの話です。
必要なものだけに囲まれた生活が
「ものをたくさん持つのが幸せである」という文化から
卒業できる方法だよ。
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