北川景子さん主演のドラマ「家売るオンナ」が面白くて
毎週観ています。
その中で、最近放送された二人の独身女性の人生をテーマにした
放送が印象的でした。
働きアリの人生
一人目は、出版の校正の仕事をしている女性。
私自身、「校正」という仕事がどんなものか知りませんでしたが、
本を出版する工程の中で、原稿に不備や誤りがないかチェックするという
地味でスポットライトの当たらない仕事として紹介されていました。
その校正という仕事をしながら、地味なアパートに住み
コツコツ2,100万円を貯め、チラシで見た4,100万円のマンションを
購入したいと来店してきます。
キリギリスの人生
二人目は、フリージャーナリストの女性。
政治家の不正などを記事にする輝かしい内容の仕事を
バリバリして、収入もたっぷりの様子。
でも、スーツや靴やバックなどに、お金がかかるということで、
貯金はゼロ。
それでも、収入が良いので、少々高くても
良いマンションを購入したいと来店してきます。
購入を前に尻込みする二人の女性
二人の女性は、気に入ったマンションを購入しようと
するのですが、数千万円の支払いの前に、
「やっぱり止める」と言い出します。
働きアリの女性は、コツコツ貯めた貯金が
一気になくなってしまう不安に耐えらないと言い、
キリギリスの女性は、毎月12万円、35年ローンを
最後まで支払える自信がないと言います。
そこで、主演の北川景子さんの営業トークが印象的でした。
働きアリは素晴らしい
働きアリの女性には、「アリとキリギリス」の話で、
あたなは、まさに「アリ」であると言います。
アリは、コツコツ派手ではないけれど、
着実に前に進んでいくことができる。
そんな、あなたは素晴らしい。
そうやって、女性の背中を押していきます。
人生を謳歌するコウロギは素晴らしい
キリギリスの女性には、「アリとキリギリス」の話で、
ヨーロッパでは、キリギリスは、コウロギとして
物語られていると話します。
コウロギは、今という時を、しっかりと歩いている。
人生を謳歌しているのです。
もし、支払いが出来なくなれば、
マンションを売れば良いのです。
そうやって、女性の背中を押しておきます。
人生は、人それぞれ
この回の話で「人には、それぞれの人生があって良いんだよね」
そう感じました。
アリだって、キリギリスだって、
一生懸命に生きているのです。
私は、どんな人生を歩むのか
私は、この二人の女性を見て、
コツコツ貯めることも大切だし、
今という人生を楽しむことも大切なんだと感じました。
将来、不動産を買うのか、それは分からないけれど、
買うとなったら、無理のない範囲の物件を現金で買いたいし、
お金を貯めるためだけの息苦しい人生もつまらない。
だから、沢山のお金が必要なレジャーを楽しむのではなくて、
リーズナブルで気楽に楽しめる工夫をしながら、
バランスの良い人生にしていきたいと思います。