私と同じ年齢なのに、早くに結婚した友人。
なので、子供は、既に中学1年生。
立派なお兄ちゃんになっていました。
最近、その中学1年生の子を、塾に通わせ始めたそうです。
志望校を決める
そして、友人は、まだ中学1年だけど、
塾から志望校を決めるように言われたそうです。
でも、友人は、育った地域が全く違うので、
高校の名前を聞いても、さっぱり分からなくて、
塾の先生に、この高校と、この高校くらいは
覚えておいて下さいよ!言われたと言っていました。
合理的な人生を歩んできた友人
ちなみに、友人は、パッと見、天然系のほわんとした子なのですが、
頭は、格別にいい子で、高校は私と同じ進学高校で、
いつもトップクラスでした。
そして、別の友人が、公務員試験を受けると聞いて
自分も、遊び感覚で試験を受けたら、
本気で受けた友人は不合格で、その子が、
合格してしまい、高卒で、国家公務員になったという・・
今、冷静になって考えてみると、かなり合理的な人生を
歩んでいるなと感じる友人です。
友人と子供の会話が面白すぎる
その天然の友人と中学1年の子供が、先日、
志望校について話し合ったそうなのですが、
その会話が面白かったです。
友人:なんかさ、塾の先生から言われた志望校の話なんだけどさ・・
子供:うん。
友人:4つ学校の名前が書いてあるけど、
上2つしか、うちにはないから。
子供:え?
友人:え?
偏差値が低すぎる高校に進学する意味はないと考える友人
この会話の意味としては、偏差値35とかの高校に
高い学費を出して3年間も通う必要はないと考えているという意味らしいのです。
まあ、まだ中学1年生だし、半分冗談、半分本気といった
雰囲気でした。
でも、確かに、世の中には、勉強が得意な子と
勉強が、どうしても苦手な子が存在します。
だから、勉強が得意な子が、勉強を沢山できることは幸せだけど、
どうしても勉強が苦手な子に、無理やり勉強をさせるのは、
ある意味で、とても可哀想なことだと感じます。
勉強が苦手な子は、別の道も存在することを知ると幸せになる
世の中の仕組みとして、良い成績→良い学校→良い会社→良い給料
これが、レールの上を歩く人生で、このレールの上で、
自分に合った仕事ができれば、とても幸せな人生になります。
でも、もし序盤から、このレールに乗ることができない場合、
そこにしがみつくのではなくて、世の中には、
色んな道も存在するということを知ることが出来れば、
とても幸せなことだなと感じます。
最終目的は、大人になってお金を稼げること
「子供が勉強する」って、目の前には、確かに難しい因数分解とかの
問題があるのかもしれないけれど、それって、長いスパンで見たら、
因数分解ができた所で、お金が稼げるわけではありません。
因数分解の問題を解いて、進学して、就職するために勉強しているのです。
何を言いたいのか、それは・・
最終目的は、大人になって自分でお金を稼げることだということ。
最適な方法は、人によって変わる
友人ように、高卒で国家公務員になってもいいし、
大学に進学して、就職してもいいし、
中卒で、プログラミングを学んでも良いと思うわけです。
「絶対に、良い大学を卒業しなければ生きていけない」
それは、視野を狭める行為であって、
世の中は、もっと広いんだということが
分かることが、とても大切なんだと私は思います。