先日、「世界ゴミ屋敷バスターズ」という
番組がありました。
ゴミ屋敷は、日本だけでなく
世界中に存在しています。
それを、日本の清掃業者が
綺麗にしていくという趣旨の番組でした。
■部屋のモノは商品だと信じている「おばあちゃん」
私は、この番組の中で
ゴミ屋敷に住んでいる
メキシコのおばあちゃんが
一番印象に残りました。
おばあちゃんの名前は「マリア」
そして、マリアの部屋は
大量の服で覆い尽くされていました。
そして、ここにあるのは、
全部売り物だと思っているのです。
■不要品は、いつか売れるのか!?
マリアは、10年前から
引越しの不要品を回収し続けた結果、
部屋中がモノで溢れていきました。
ある部屋は、ポリ袋に入れられた服が
天井まで積まれていました。
そして、リビングも
モノで溢れていました。
■120万円の価値があるのか!?
しかし、ゴミ屋敷のため
大好きな孫たちが、
マリアの部屋に寄り付かないため
集めてきた商品を
全部リサイクルショップで売ることを決断。
そして、「幾らで売れると思いますか?」という質問に
「120万円いくと思う」と自信満々。
そして、部屋から出てきた
ポリ袋は490袋にもなりました。
■査定結果。
そして、意気揚々として向かった
リサイクルショップで、
序盤は、木製の机や自転車が
高額で買取されたものの・・
大量にあった服は、
1枚も買取してもらえず、
査定結果は、全部で「1万2000円」
これを聞いたマリアは、
「ものスゴく低い」と
ショックを受けます。
■使用品は、一気に価値が下がるんだよね。
私も、一番最初に
大量にあった服を
リサイクルショップに売りに行った時の
査定額の低さに、
正直ショックを受けたことがあります。
だから、マリアの気持ちは
何となく分かります。
1000円で買った服は、
今でも1000円の価値がある
そんな気持ちがするのです。
でも、実際には、ブランド服ならまだしも
ノーブランドの服は、
一度でも使用すると一気に価値が下がります。
■モノは「使い切るが一番得」
だからね、私は、
モノは「使い切る」ことが
一番お得なんだと思っています。
よほどのプレミアのモノを除いて
やっぱり、一度でも使用すると
普通「評価額が一気に下がる」
私は、この数年間で
それを、痛いほど経験してきたので
買うからには、使い切る
そう思って、モノと接するようになったことで
昔より、「もったいない」の気持ちより
「ありがとう」の気持ちで
モノを手放せるようになったと感じます。