私には、4歳の息子がおりまして、
たまにアンパンマンを観ております。
で、アンパンマンを観ていて、
なるほどな「好きを仕事にする」って
こういうことなのかなと感じました。
■それぞれの役割
アンパンマンの世界には、お金は
存在していません。
その変わり、アンパンマンの仕事は、
街のパトロールで、困っている人を助けます。
そして、カレーパンマンは、カレーを作って
みんなに、ご馳走します。
で、副業としてアンパンマン同様
悪者から、みんなを助けます。
食パンマンは、食パンを色んな人に
トラックで運び、副業として、
悪者から、みんなを助けます。
■お金が存在しない世界
アンパンマンの世界には、お金は
存在していません。
その変わり、自分が得意なことを無償で提供して、
それぞれが助け合って生きています。
何だか不思議な感じがするのですが、
この地球上で「お金」を使っている動物は
人間だけなのです。
■得意・不得意
人には、得意・不得意があります。
アンパンマンは、別にアンパンを作るわけじゃないけど、
正義感と力が強いので、人間界で言うところの
「警察官」といったところでしょう。
ジャムおじさんは、パンを作るのが得意なので
バタ子さんとパンを作って
みんなにパンを配ることが幸せなのです。
そして材料は、SLマンが、
定期的に運んできてくれます。
アンパンマンの世界では、
「お金」が存在しないので、
自分が得意なことをして、
不得意なことは、得意な人にして貰う。
それで、世界が回っているのです。
■人間界での仕事
しかし、人間界では、仕事の対価として
「お金」が存在するようになって、
【仕事=お金】という公式が出来ました。
これは、これで良いのですが、
人が、仕事を選ぶ時に、
「よりお金が貰える」のは何だろう。
「より安定している」のは何だろう。
そういう、「得意」とか「好き」に加えて
複雑な基準が増えてしまったことで、
純粋な自分の心が見えづらくなってしまいました。
■「好き」や「得意」を仕事にする。
アンパンマンの世界では、
自分の仕事を「嫌だ」と思ってやっている
キャラクターは存在しません。
みんな、自分が好きなことをやって
それをすることで、みんなが喜んでくれる。
そんな世界観で生きています。
だから、人間界でも本当の公式は、
【好きなこと=仕事】
【仕事=お金】
だから、【好きなこと=仕事=お金】
これが本来の姿であるべきなんだろうなと。
それが、幸せな世界を作り出すんだろうなと感じます。