以前、テレビを見ていた時、
お金持ちの家が紹介されていました。
家の中は、絢爛豪華。
どれも、これも凄い。
そんな感じでした。
■100万円のドレス
そして、テレビカメラは、
クローゼットの中へ。
そこには、たくさんの洋服が
かけられていました。
その中に1着100万円のドレスがあったのですが、
1回しか着ていないと話していました。
そして「また同じドレスを着ることはないの」
でもねー、捨てられないのよー。
そんな感じでした。
■寿命を全うしている
もちろん、まだ1回しか着ていないわけだから
ドレスがボロになっているとかじゃないんです。
おそらく、
「あら、また同じドレスを着ているわ」の
視線があるから着られないわけです。
私は、そのシーンを見て、
このドレスは、もう寿命を全うしてるんだなと感じました。
■モノには賞味期限がある
このお金持ちの女性が、
このドレスを着ることは
本当にないのでしょう。
そして、リサイクルに出すとか、
人に譲るとか、そういう行為がない場合は、
この100万円のドレスは、
もう日の目を見ることはないのでしょう。
私は、最近、感じるのは、
どんなものでも、長い目で見ると
「使い捨て」なんだなと。
■手放すタイミング
「100円のペン」と「1万円のペン」
”一生もの”という言葉があるけれど、
1万円のペンだって、
モノなのです。
どこかのタイミングで
恋人から2万円のペンを貰って
1万円のペンを全く使わない時が来るかもしれません。
■自分を輝かせるためにある
どんな高価なものでも、
100万円のドレスのように
もうワクワク、ときめくことがなくなったドレスは、
その女性にとっては、賞味期限の切れた
食品と同じようなもの。
そして、私の生活の周りにあるものも
今は使っているけれど、
いつかは壊れたり、
最近モデルに取って変わったり、
トキメキがなくなって処分する時がきます。
だから、モノは、1日で使い捨てるモノもあれば
1年で使い捨てるモノもあるし
10年で使い捨てるモノもあります。
結局、モノは、
今の自分を輝かせるために存在してくれていて
寿命を迎えたら、モノは処分されていきます。
あの世へは、モノは持っていけません。
だから、今の自分を輝かせてくれるものだけに
囲まれて生活する。
これが、一番自分を輝かせてくれる人生になるんだろうなと感じます。