私は、親に
『ちゃんとニュースや新聞を読みなさい』と言われて育ちました。
そうしないと、ちゃんとした大人になれないからねと。
だから、私は、親と一緒にニュースを見ていました。
国会で怒鳴り合う政治家。
芸能人の不倫。
日々、起こる事件。
そういうのを見て、イライラしたり
一緒に怒っていました。
テレビを見ながら
それは、結婚してからも続いて
食卓の前には、ドドーんとテレビが鎮座していて
ご飯のときは、みんな無言でテレビを見ていました。
あの頃は、完全に感覚が麻痺していて
それが、どんなに悲しいことなのか
よく分かっていませんでした。
テレビを移動した
テレビを見ていたら、
大して見たくもない番組なのに
あっという間に時間が過ぎていることに気づいてから
徐々にテレビを見なくなっていきました。
そしたら、ある日、HDDの調子がおかしくなったのです。
そのタイミングで、旦那に
テレビ捨てない？と提案したところ
それは、絶対に無理と言われたので
じゃあ、テレビを移動するのは？という所で
話が落ち着いて、食卓の前からテレビがなくなりました。
社会情勢に執着しない
政治、芸能、事件などなど
昔は、ちゃんとニュースを監視して
一喜一憂することが素晴らしいことだと思ってたけど
ニュースになるようなことは、
私一人くらいの力では、どうにもなりません。
それだったら、そんなことに
執着することが、勿体無いと思うわけです。
自分ができることを楽しむ
だから、そんなことより
自分が影響を及ぼすことができるような
日常生活や趣味、人間関係などに
集中して楽しむ方が、確実に目の前の現実を変えることが出来るなぁと思います。
