私の姉は、東京周辺の県に住んでいます。
今は、賃貸に住んでいて、家賃10万円だけど
会社の補助が出て半額くらい払っているらしいのですが、
3年後には、会社の補助が無くなるそうです。
「家を買いたい」それは、姉が、以前から言っていました。
家賃10万円とか払って2LDKなんてバカらしすぎる。
私も同じ立場なら、そう思うだろうなと思っていました。
姉が購入した建売は、土地+建物で3500万円。
35年ローンを組んだらしく、月8万円+ボーナス10万円の
支払いらしいです。
正直、今まで、友達や同じ団地の人が、
家を買ったと聞いても、「へぇ~、そうなんだ」くらいにしか
思っていませんでした。
でも、今回、たった一人の姉が、家を購入したと聞いて
「いいな」と思いました。
ズッシリのしかかったローンは、正直、お気の毒とは
思うのですが、やっぱり綺麗な建物に住むことを
想像すると、夢膨らむ感じです。
やっぱり築40年以上の団地ともなると
それなりのものなので、いくら家賃が激安と言えど
決して、すこぶる快適というわけではありません。
それなのに、旦那の給料だけでは、カッツカツの我が家は
出来損ないだから、キツキツに頑張らないといけないと
思っていました。
でも、姉が家を買ったと聞いて、なんでここまで
私は、頑張っていて、姉は、綺麗な家に住むのだろう。
もう少し、緩くやっていいんじゃないのかと思いました。
姉は、綺麗な家を手に入れました。
でも、私には、賃貸ならではの、気楽な生活を手に入れているじゃないか。
それなら、もっと気楽にやっていいんじゃないかな。
そう思うと、気持ちがスッと楽になりました。
人には、それぞれの人生があるのだ。
それならば、私に与えられた人生を存分に楽しむ。
それが、私にできること。
そう思いました。