私は、どちらかと言えば、理科や算数が得意でした。
そして、一番苦手な科目は、国語。
国語は、やりたくもないけれど、まんべんなく点数をとることが大切。
そうやって、育ってきました。
私は、今でも、自分が読みたいと思った本は、
興味深く読むことが出来ますが、全く興味が湧かない文章を
読むことは苦痛でしかありません。
全てをまんべんなく。平均以上の点数をとることが素晴らしい。
全てをまんべんなく。洋服のアイテムは、みんなが持っているようなアイテムを
まんべんなく持っていることが大切。
全てをまんべんなく。キッチンにあるアイテムは、これがあると便利と言われる
アイテムをまんべんなく持っていることが大切。
学生時代は、全てをまんべんなく、苦手の克服が大切だったかもしれないけれど、
大人になった今は、もう苦手の克服は諦めてもいいんじゃないかなと思います。
それより、自分が、これは、自分には合っていると思うことに
力を注いで、それを伸ばしていく方が、はるかに素敵だなと思います。
最初は、これは自分には合っていると思って、手に入れたアイテムや
職業を、やっぱり自分には合っていなかったと認めて諦めることは、
すごく勇気がいるし、過去の自分を否定することになるから、
とても辛いことです。
でも、勇気を出して、諦めてみる。
すると、とっても自由な気持ちになることが出来ます。
自分の得意を大切に伸ばしていく。
そっちの方が、人生楽しいと思います。
そして、身の周りにあるアイテムも、自分が本当に使う
お気に入りのものだけにする。
そうやって、自分には合わないと思うものを、勇気を出して
手放していって、自分に合っていると思うものを大切にする。
もう大人になった私たちは、そうやって
得意なことを伸ばしていく。
そちらの方が、残りの人生を楽しく生きられるんだと
私は、思います。