「給料」や「見栄」を基準に仕事を選ぶから辛かったんだと、今になって分かりました。

お金のこと

私は、昨年まで、建築士の資格を有して、

設計事務所で働いていました。

そこには、女性なのに建築士って凄いって言われる優越感、

パートとしてではなく、田舎暮らしの女性としては、高い給料と

しっかりした社会保険などの「安定」がありました。

こうなる姿は、私が中学生の頃、

将来の職業を考えたとき、それなりの職業で

「安定」している職業がいいだろうと考え、

進んできた道でした。

大学卒業後に、就職した会社は、

日本人なら誰でも知っている大企業。

この会社を受けようと思った理由も、

一番は「見栄」の気持ちがあったから。

人から「凄い」と言われることに

喜びを感じていました。

そう言われることで、

「私は、人より優れている」

そう自分に言い聞かせてきました。

でも、実際は、仕事が楽しくなくて

毎日がつまらない。

大企業であればあるほど、

作業を分担することで効率を上げて

流れ作業をしているような感じがしました。

そんな毎日を過ごしていたのですが、

今は、建築士とは全く違うことを仕事としています。

先日、姉と電話をしているとき、

「いずれ、また建築士の仕事をするんでしょ」と聞かれ、

「もう、そんな気持ちは全くない」と答えると

ビックリされて、「もったいない」と言われました。

世の中の意見としては、姉が言うことが、

もっともな意見なのだろう。

だけど、私は、「お金」や「安定」や「見栄」で

仕事をしたいとは、もう思いません。

「好き」だから、

その仕事をやりたい。

そういう生き方をしたい。

「お金」のための仕事は、完全なる仕事であって、

「好き」な仕事は、もはや楽しい趣味のようなものだ。

楽しく趣味をしているのに、お金まで頂けるなんて

こんなに嬉しいことはない。

こう思えるようになってきたのは、

やはり生活をコンパクトにして、沢山のお金がなくても

生きていけると思えるようになってきたから。

肩にのしかかる重荷が、少しずつ減ってくると

自由に生きてみようと思えるようになってくる。

「好き」な仕事をして、気軽に、のんびり暮らす。

これからも、私は、こういう生活をしていきたいと思います。