100枚も200枚も、洋服を持っている。
これは、数年前の私です。
そして、上下数枚ずつの洋服を持っている。
これは、現在の私です。
服の数が多い方が、色んな格好が出来ると思っていました
この場合、普通に考えたら、
100枚も200枚も服を持っている方が
豊かに決まっているじゃないと思います。
そして、上下数枚ずつしか服を持っていないなんて、
「貧乏」なのかしらと感じるかもしれません。
でも、実際のところ、100枚も200枚も服を持っている頃は、
色んなテイストの服を着こなさなければいけない呪縛と
毎日、違う服を着ていなければいけない呪縛によって、
テイストがバラバラで、質より量を重要視していたので、
「この服、安い!」何かに使えるかもしれないという理由で、
次々に服を買ってしまい、たくさん服があるのに、
「着ていく服がない」を引き起こしていました。
服の枚数が少ない方が豊かさを感じる
でも、今は、圧倒的に服の数が少ないのに、
「着ていく服がない」と感じることが全くなくなりました。
むしろ、「今日は、どの服を着て行こう。あの服も着たいし、
この服も着たい」と思うくらいです。
今の私は、服が少ない方が豊かさを感じることが出来ています。
こうなるためには、3つのポイントがあります。
- 値段で判断せず、お気に入りを選択する。
- 上下のテイストを揃える。
- 新しい服を買うとき、手持ちの服を処分しても良いと思えるか。
値段で判断せず、お気に入りを選択する
もちろん、高くて良いものは沢山あります。
高い方が、ハズレに遭遇する可能性は、グンと下がります。
そして、安くても良いもの、探せば沢山あります。
ただ、ハズレに遭遇する可能性は、少々高くなる傾向があります。
そして、その反対に、高くても、安くても
結局、気に入らず、着なければ、
お金を捨てることと同じことになってしまいます。
上下のテイストを揃える
最近は、甘辛ミックスというファッションがあって、
ハード系の服と、ソフト系の服を組み合わせた
ファッションが若者を中心に人気ですが、
よほど、センスと自信がない限り、
その組み合わせは、難しいもので、
気づけば、私は、どんな格好をしたいのだろうという
クローゼットを作り出していきます。
新しい服を買うとき、手持ちの服を処分しても良いと思えるか
正直、これが一番重要なのですが、
既に、満タンのクローゼットなのに、
ショッピングセンターを歩いていると、
新しい服が欲しくなる。
こういうことって、よくあることです。
世の中には、上下数枚の服で普通に生活出来る人が存在します。
正直、慣れれば、そちらの方が快適で仕方がないと思います。
それなのに、100枚も200枚も服を持っていて、
クローゼットが満タンなのに、まだ服を買おうとする。
買うのは、良いと思うのですが、
そういう行為を続けていたら、
今度は、着ない服のために、新たに
収納ケースを買いに行かなければいけなくなります。
それが、やがて、部屋をモノだらけ、服だらけの
運気の悪い部屋を作り出していきます。
服を買うのなら、今の手持ちの服を処分することはできますか?
「そんなこと、到底できない」と思うのなら、
ハッキリ言って「買わないほうが良い」
モノが少ない方が豊かさを感じる
モノでいっぱいの部屋と、モノが少ない部屋。
私は、両方を経験してきましたが、
やはり、モノが少ない方が豊かさを感じます。
自分の持ち物を把握しやすいし、
メンテナンスのストレスも少ないし、
ごちゃごちゃした気持ちから解放されます。