昔の私は、
お酒を飲むことが、幸せなことだと思っていました。
それは、祖父が酒豪で
父も酒豪で、気づけば、母も酒豪だったから。
毎晩、食卓に
アルコールが並び
お酒を飲むことで
幸せそうな顔をする両親。
だから、私は、
お酒を飲むことは
幸せなことなんだと思っていました。
そして、私も
大人になったら、
酒豪になって
そしたら、私も幸せになるんだと思っていました。
■毎週の宴会
大学生の頃から、
事あるごとに、宴会があって
それを、ほぼ皆勤賞で参加した私。
社会人になってからも
ほぼ皆勤賞。
なので、どんどんお酒は強くなっていき
お金は貯まらない日々を過ごしていました。
■一人暮らし
そんな私が25歳の頃
一人暮らしを始めた時、
憧れの一人晩酌を開始しました。
アルコールの飲みすぎは、
きっと体に悪いだろうし、
太るだろうし、
お金の問題もあって、
1日1本まで。
そう最初は決めていたのに、
気づいたら、1本が2本。
2本が3本。3本が4本。
さすがに、1日4本目を飲み始めた頃に
私は、このままでは、廃人に拍車がかかると感じ。
どうせ、毎週のように宴会があるのだから
家では禁酒しようと思うようになりました。
■お酒を飲まない旦那
そんな私の、お酒ライフが
変わっていくのは、旦那と一緒に暮らし始めた頃から。
旦那の実家には、
晩酌という文化がありませんでした。
なので、旦那も、
夕ご飯は、白米と味噌汁。
それが普通という認識でした。
最初は、夫婦なのに
晩酌をしないなんてことがあるのか!?と
カルチャーショックでしたが、
旦那が飲まないのに
私だけ飲んでもなぁという気持ちから
私の中で、お酒を飲むというものが
どんどんなくなっていきました。
そして、今では、
年に数回。
外出先で、楽しく頂く程度になりました。
■お酒を控えることで得られる3つのメリット
と、話が長くなりましたが、
酒豪家系で育った私が感じる
お酒を控えることで得られる3つのメリットは、
・お金が貯まりやすい
・健康的な生活を送れる
・たまのお酒に、特別感がある
■思い込みは、変えられる。
酒豪の家系で育った私は、
お酒は、毎日飲むもので
毎日飲まないのは
不幸なことだと思っていました。
でも、それは、家庭環境が作り出した
思い込みなんだなと感じます。
特別な時だけ、頂くお酒は、
特別感があって、美味しく感じられるし、
二日酔いもないし、
体は、健康的です。
更に、お酒を買わないことで
お金も貯まりやすくなります。
毎日、お酒を飲まなくても
幸福度って変わらないものです。
むしろ、お酒を飲まないと
幸福感を感じられないというのは、
ちょっとしたアルコール中毒の状態なんだなと。
お酒を控えることで得られるメリットは
とても大きいなと感じます。